失われた想い出の行方への応援コメント
この先を読むのが怖いですね
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
ジャンルは「現代ドラマ(ヒューマンドラマ)」となっていますが、このエピソードの雰囲気がどこかサスペンスっぽいですよね。ですがこの先の展開こそが、『命の天秤』後編における重要な内容となっています。
今後とも応援よろしくお願い致します。
記憶の片隅にある想い出への応援コメント
トーマス、可哀想ですね。この先が心配です。
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
トーマスが今は亡きご両親と過ごした日々について、語られるエピソードとなります。同時に今の少年の心情を示す物語でもありますので、心理描写についても工夫をしました。
今後とも応援よろしくお願い致します。
一一章 補足説明一覧への応援コメント
お久しぶりです。お邪魔します。楽しみに読ませていただきます。
作者からの返信
himekonさま、お久しぶりです!拙作ながら再びご愛読いただきまして、ありがとうございます。ごゆっくりお楽しみください!
霧が立ちこめる記憶のなかでへの応援コメント
前のお話は夢だったのですね。回想かと思いました。きっと本当にその通りのことがあったのでしょう。
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
前回のお話は夢であると同時に、トムの回想録でもあります。タイトルにそう明記していないので分かりづらいかと思いますが、基本的にすべてトムの実体験となっております。
今後とも応援よろしくお願い致します。
(最終話) 香澄のカウンセリングレポート(完)への応援コメント
月影さまの心理学シリーズの最初の作品『命の天秤』を再読させていただき、内容的に以前より読み深めることができ、そして以前はコメントしようと思っても書けなかった自分の考えをコメントできるようになり、そして、月影さまの丁寧な返信から物語を味わい深めることの大切さを学びました。とても風格があって、読み応えのある作品で月影さまの筆力の底力が伝わりました。
シリーズの続きを読み深めていく中でもまたきっと読み返しに来たりすると思います。素晴らしい作品に巡り合えて感謝してます。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。ご丁寧な応援コメント、ならびに拙作かつ長編ながら最後まで作品をご愛読いただき、本当にありがとうございます!
作品の世界観をはじめ登場人物たちの心情もしっかりと読み取ってくださり、作者としてとても嬉しいです。長編小説の中でも長い部類に入ってしまう作品でございますが、物語の世界観が分かりづらい場面などあったかもしれません。
私も中澤さまから数多くの応援コメントをいただいたことで、『命の天秤』という作品を発表したことにおける意味を知ることが出来ました。同時に作品を客観的に知ることも出来ましたので、そこで得た内容を次回作以降に活用させていきたいと思います。
今後とも応援よろしくお願い致します。
香澄のカウンセリングレポート(六)への応援コメント
このレポートはとても痛々しくて、香澄の心の傷が深いことを示唆していると思いました。香澄の心の中に生じてしまった強い憤りもとても気になりました。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
結果的に後味の悪い形で結末を迎えてしまったこともあり、少年を救うどころか香澄たちの心に深い傷を残してしまいます。ですが同時に香澄たちが命の尊さを知った瞬間でもあるため、そのことも含めた自分たちの心情を示唆している内容となっています。
今後とも応援よろしくお願い致します。
編集済
(MV公開中)『命の天秤』への応援コメント
物語がほぼ終わりに近づき、この詩を読む時、亡くなったトーマスを想い出してどうしても哀しみがよぎってしまって切ない中で、トーマスの分まで生きるためにも未来に進もうとして懸命な香澄の思いがしみじみと伝わってきます。
MVも作者さまの物語への思いが伝わる味わい深い仕上がりでしたね。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
この詩はまさにトムと過ごした日々を振り返る内容となっているため、物語のラストを締めくくるため終盤に公開しました。そして実際に起きてしまった悲劇を受け止めながらも、香澄はしっかりと前を向いて歩いていかなければならないという、哀愁や悲壮感を表現しているのが『命の天秤』という詩です。
そんな香澄の心情を演出するために、MVでも人の内面を意識した形で制作致しました。
今後とも応援よろしくお願い致します。
編集済
本当の気持ちへの応援コメント
この手紙を読んで、トーマスが恐怖に怯えながらも自分の命を絶つことも計画していたかと思うととても悲しい気持ちになりました。そのことに周囲の誰かが早く気付いて、対処していたら、悲劇には至らなかったかもしれないですから。でも、誰もトーマスの計画に気付けなかったのですから、香澄、メグ、ジェニファー、ハリソン夫妻の心それぞれにショックで悲しい出来事となってしまったのですね……。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
表向きは最期に香澄たちへその本心を語ったトムですが、本当は彼もこんな結末は望んでいなかったのだと思うと胸が痛みますよね。トムもまた香澄と同じくなかなか本音を話すことが出来ないため、そんな性格が余計に彼を苦しめ続けたのだと思います。
今後とも応援よろしくお願い致します。
編集済
小さな命と心の重さへの応援コメント
銃さえなければ、ここまでの悲劇は起こらなかったかもしれないので、悲しいことですが、不信感を募らせたトーマスがハリソン夫妻の銃を盗んだことが大きな罪だったと思います……。そして、トーマスにそんな罪を背負わせてしまった発端はトーマスが香澄のファイルを盗み見てしまったことが大きく影響しているので……、そしてそのことをまだ子どものトーマスが誰にも言えず、ずっと黙っていたことがこんな大きな悲劇に発展してしまったのかと思うと、心と心のすれ違いが派生させた不運では片付けられない痛みが過りますし、一瞬にして銃口を自分の腹に向けて銃弾を撃ち込んで倒れ、血で染まった重症のトーマスの姿を思うと、胸が張り裂けそうな悲惨で痛ましい光景が想像されました。
私は銃を間近で見たことはありませんが、銃の凶器としての威力はほんとうに恐いと思うので、まだ子どものトーマスがそれを盗み持ってしまうというのは並大抵の覚悟ではなかったように思ったりもしました。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。ご丁寧な応援コメントありがとうございます。
一般家庭に銃を置いているケースが多いのがアメリカの現状ですが、その一方でこのような悲劇が起きてしまう可能性も高いです。文化の違いと言ってしまえばそれまでですが、保管場所によってはトムのような子どもでも銃を手にすることが出来るため、それは大きな問題だと思います。
本来なら香澄たちがトムの支えにならないといけないのですが、それが出来なかった故に起きてしまったのが、今回の事件だと思います。
銃は人の命を守ると同時に簡単に命を奪うことも出来る、まさにもろ刃の剣のような道具です。そんな道具が近くにあったからこそ、トムもこのような方法で最期を迎えてしまったのだと思います。
今後とも応援よろしくお願い致します。
冷めた心が見つめる世界への応援コメント
銃口を香澄へ向けたというのは香澄をはじめとした周囲の不安を煽る行為なので、それだけトーマスが追い詰められていて、それまでひとりで抱え込んでいた香澄たちへの不信感から生じた憎しみの感情をぶつけてしまったということなのだと思いますが、今まで可愛がっていたトーマスから銃口を向けられた香澄の悲しみと恐怖は計り知れないものだと思いました。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
血のつながりがないとはいえトムとは家族同然に過ごしてきた間柄なので、そんな彼に銃を向けられたことは香澄たちに強いショックを与えたと私も思います。身近な恐怖が何よりも恐ろしいと言いますが、まさにそんな状況を表している場面だと思います。
今後とも応援よろしくお願い致します。
うさぎのストラップへの応援コメント
せっかく、トーマスがいる気配のあるところまで辿り着けたのに、避けられてしまうのはほんとうに切ないですね。トーマスの心の内を思えば、すぐにでも抱き締めてあげたいくらいだと思いますからね……。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
少し手を伸ばせばそこにトムがいるのに彼自身が香澄たちを避けているためか、それが叶わないことにショックをうけてしまいます。作中では全員エントランスに集まるという設定になっておりますが、本当なら今すぐにでもトムの行方を追いかけたいという心情だったのかもしれません。
またメグがはじめてあげたプレゼント(うさぎのストラップ)を肌身離さず持っていたことから、表向きは彼女たちのことを避けながらも、心のどこかでは彼女たちへ救いを求めていたのかもしれませんね。
今後とも応援よろしくお願い致します。
夢の足跡を追いかけてへの応援コメント
部屋の様子なども丁寧に描いていて、空間的なイメージにも働きかける描写に長けていらっしゃるので、より物語に真実味が加わるのだとここのシーンを読んで改めて思いました。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
一つの物語を二つの視線や視点から進めるというのが私の作風の特徴でもありますので、家の住人であるトムとは異なる形でお屋敷の様子を表現しました。トム編では慣れ親しんだ家という意識を前に出しており、抜け道といった要素を取り入れていたことがポイントです。
一方の香澄編ではお屋敷の特徴を出来るだけ客観的に表現しており、家の規模や広さなどに驚く心情を強く意識しました。また先走って鍵がかかっている家に入ろうとするメグとそれを止めるハリソン夫妻の様子も、そんな特徴が伺えるかと思います。
今後とも応援よろしくお願い致します。
突如やってきた来訪者への応援コメント
トーマスは両親が亡くなったという現実を目の当たりにした上、ひとりで思い詰めた状態がずーっと続いているので、心が苦しく痛いことと思います。「どうすればいいの?」という叫びが切ないですね……。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
普段は人が訪れない場所ではありますが、タイミングがタイミングなので泥棒と思っても仕方のないことかもしれませんね。またトムが一人ではなく香澄たちと一緒に訪れていれば、家の印象もまた変わったと思います。
今後とも応援よろしくお願い致します。
トーマスの想いと願いへの応援コメント
今すぐに泣き出してもおかしくないトーマスの心を想像できます。かわいそうです。
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
香澄とは事前に出かける約束をしていただけに、トムのショックも計り知れないと思います。普段の香澄ならそのようなことをしないのですが、卒業を控えていることもあり、彼女もそれなりに忙しいのでしょう。
今後とも応援よろしくお願い致します。
すべての始まりの場所への応援コメント
トーマスが昔、ご両親と暮らしていた場所に向かっているとしたら、香澄たちからは気持ちがどんどん離れている方向ですよね。しかも一人で見知らぬ人たちと一緒にバスに乗って、ということですからトーマスにとっては一大決心ですね。
そして、今まで皆、必死になってどこを探しても見つからなくて、絶望的な気分だったところに香澄がト―マスのご両親とのほんとうの思い出の場所に気付くことができて、一筋の希望の光が射したような瞬間だったことでしょう....... 。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
今までも決してトムが自分の家のことを忘れていたわけではありませんが、それは香澄たちと過ごしていた日々が充実していたとも言えますね。ですがそんな日々が一転してしまったことにより、トムの心の拠り所が香澄たち→ポートランドにある自宅、へと変わっていきました。
また移動にはバスを使用したということもあり、子どものトムにとってはある意味大冒険のようなものでもあったでしょう。
そして正確にはメグの何気ない一言ですが、そのことに香澄が気がつかなければ、依然としてトムの行方はつかむことが出来なかったと思います。ここでもまた、香澄の頭の良さが垣間見えた場面でもあります。
今後とも応援よろしくお願い致します。
感傷に浸る間もなくへの応援コメント
トーマスはまだ幼いですし、心の闇が深ければ深いほど、ひとりぼっちでいない方がいいのでしょうね。トーマスが思い詰めた先のひらめきのため、トーマスの心は香澄たちからはどんどん離れていく一方でどこへ向かっていくのでしょう....... 。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
本当なら香澄たちと一緒にいるべき状況なのですが、今のトムは彼らに不信感を抱いているため、それが出来ずにいます。その不信感が悪循環となってしまい、トムの小さな心をさらに傷つけているのかもしれませんね。その結果被害妄想・人間不信などの症状が悪化してしまい、自分ではどうすることも出来ない状況になってしまいます。
今後とも応援よろしくお願い致します。
編集済
再度結ばれる愛情と希望への応援コメント
心の中の思いの行き違いが解消し、トーマスの行方の捜索に向けて皆の気持ちが結束できましたが、当のトーマスとは気持ちがすれ違ったままですし、不安でどきどきする展開ですよね。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
一度は仲違いしてしまいそうな雰囲気でしたが、彼らなりにそこは何とか状況を上手く切り抜けたという感じです。香澄たちまでバラバラになってしまうという最悪の事態は避けられたものの、依然としてトムは行方不明。どうにかして、彼らには状況を切り抜けて欲しいと思います。
今後とも応援よろしくお願い致します。
正しい選択肢・間違った選択肢への応援コメント
ケビンとフローラってお金持ちですよね。こんなに大勢の居候を自宅に住まわせて、おそらくみんなでいく旅行の費用も自分たちが全部持つのでしょう。変なところが気になって失礼しました。
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
そうですね、ケビンは名門ワシントン大学の教授、フローラは教職員かつ臨床心理士なので、経済力という意味では裕福です。なので全員で旅行や外出する際においても、全額負担という形でも彼らにとっては何の問題もないと思います。
今後とも応援よろしくお願い致します。
家族への別れへの応援コメント
私も子どもの頃、家出を決行したことが何度かありましたが、トーマスのように入念な準備はしませんでした。
今、思うと何も事故に遭わなくてよかったと思いますが、母に心配をかけましたね。大抵が母との喧嘩が原因だったので....... 。私の場合は、結局、反省して家に帰るしかなかったのですが。
トーマスはどこへ向かったのでしょう..........。心配ですね。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
ちょうど私がトムと同じくらいの年齢の時に、当時通っていた学校で同じような経験をしたことがございます。ですがその時は突発的な内容だったため、すぐに問題は解決しました。通常はそのぐらいの年齢であれば、そこまで難しいことは考えないと思います。
ですがそんな通常では思わないことを考えてしまうのですから、それだけトムの心身が追いつめられていたのだと思います。今回の一連の騒動における一番の原因ははたして何なのか、簡単なようで難しい問題ですよね。
今後とも応援よろしくお願い致します。
新しい家族との想い出への応援コメント
親友とイギリスに旅行した折りもロンドン動物園も訪ねましたし、家族でシンガポールに八ケ月ほど滞在した折りもシンガポール動物園を訪ねましたし、日本の上野動物園も去年も訪ねたばかりだったり……という状態の私ですが;; 動物園はいいですね。
アメリカでも家族連れや友人同士、観光客など溢れていてきっと賑やかだと想像します。
そんな賑やかな動物園で、トーマスもハリソン夫妻も香澄たちもそれぞれ複雑な心境を抱えているかと思うと切ないですね......... 。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
前回のお話で登場したシアトル水族館はもちろんですが、間近で動物たちと触れ合うことが出来る動物園もいいですよね。水族館については去年、そして動物園はおととし行ったのですが、日々の疲れを解消出来る癒しスポットの一つでもあります。
そんな癒しスポットになるはずの動物園ですが、仰る通り彼らの心境はそれぞれ異なっています。彼らの心境は以下の通りとなっています。
香澄・メグ・ジェニー……「カウンセリングレポートの作成」「卒業公演の練習」「勉学に励む日々」などにおける、心身の疲労を解消するためです。
トム……すでにプランの実行を決心していたものの、ここで彼らの提案を断っては返って不審に思われてしまうので、自分の気持ちを悟らせないために動物園へ行きました。
ハリソン夫妻……ここ最近香澄たちと一緒に家族の時間を過ごしていないと思い、彼らの労をねぎらう意味を込めて動物園へ誘います。
今後とも応援よろしくお願い致します。
新たな住まいへの応援コメント
トーマスがハリソン夫妻と一緒に暮らすことになったことは、思いがけなく悲しい運命であったけれど、子宝に恵まれなかったハリソン夫妻にとっては仲良くしていた亡き友人の忘れ形見でもあり、まさに舞い降りた天使のようで、トーマスを愛おしいと思う気持ちも自ずと溢れ出すようだったのですね。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
お互いに知り合いという関係であったためか、一時は居場所を無くしてしまったトムにハリソン夫妻という新しい家族が出来ます。トムにとっては多少不安を覚えながらも、新しい家族という場所が出来ます。ハリソン夫妻にとっては、彼らの親友サンフィールド夫妻のご子息でもあるトムを養子にすることで、子宝に恵まれることとなります。
それは今現在同居という形で一緒に暮らしている、香澄・メグ・ジェニーたちに対しても同じことが当てはまるかもしれませんね。お互いに血のつながりこそありませんが、ハリソン夫妻の視線で考えると、10歳前後のトム・20歳前後の香澄たちのいずれも、自分の子どものように見えるのだと思います。
今後とも応援よろしくお願い致します。
寂しさが降り積もる太陽の光への応援コメント
トーマスは香澄のファイルを見てしまって、皆への不信感だけでなく、自分が病人として皆から接っされていることに漠然とした不安も抱えてしまい、その不安から逃れたくて必死になって、解決策として思いついたプランにのめり込んでいってしまったのですね....... 。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
すべてはトムの思いこみというわけではありませんが、香澄たちが普通の少年として接してきたわけでもないこともまた事実なので、その事実を知ると同時に心の中で何かが壊れてしまったのだと思います。そうして考え抜いたプランの実行が次章以降となっており、香澄たちに強い衝撃を与えることになります。
今後とも応援よろしくお願い致します。
香澄のカウンセリングレポート(四)への応援コメント
トムのことはやはり気になりますね。血の繋がりはありませんが、家族のように一緒に住んでいる人たちがたくさんいて元気にならないわけがないですよね。それでもみんな学生だったり働いていたりするので忙しいから相手にできないこともあって。学校の友達と遊んだりすることがあればいいんでしょうけれど。
作者からの返信
himekonさま
こんにちは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
本当のところは「心のケア」という形でトムと接している香澄たちですが、それでも彼女たちにとっては大切な存在であることに変わりはないですよね。ですが香澄たちにもそれぞれ自分たちの生活があるため、四六時中トムと一緒にいることも出来ません。
今回の一件については、そのバランスの取り方が本当に難しいケースだと思います。特に香澄とメグは卒業を間近に控えているため、以前のようにトムと一緒に過ごす時間も減ってしまうため、それが少年の孤独を深めているのかもしれません。
今後とも応援よろしくお願い致します。
引き裂かれた想いへの応援コメント
ハリソン夫妻や香澄たちへの不信感を募らせていたこのタイミングですし、まだ、9歳のトーマスにとって受け取った内容からのショックが大きすぎて、ほんとうに辛いですね。
騙された、裏切られたという思いがどんどん大きくなって人間不信に陥ってしまって小さな胸を痛めて心の傷も大きくなってしまってきっととても苦しいと思います.......。
取り返しがつかないことがついに起こってしまったのですね......。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
まさに負の連鎖とも呼べる仕打ちが次々と襲いかかるため、トムの心と精神は限界に達していると思います。人間不信や被害妄想なども大きくなってしまう一方なので、孤立無援となっています。
しかもトムはまだ年端もゆかぬ少年であるため、ストレス耐性についても香澄たちと比較しても低いです。香澄たちなら分かることでもトムには理解出来ないため、それが今回の一件が起きてしまった要因ではないかと思います。
今後とも応援よろしくお願い致します。
記憶の片隅にある想い出への応援コメント
不安感をひとりで抱えている状態は大人でもときに辛いですから、子どもならなおさらで、トーマスはとても苦しい心の溝を抱えて気持ちが休まらない状態が続いているのですから、ほんとうに心配ですね。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
心の不安から香澄たちと別行動しているトムですが、一人でやってきた場所が家族連れが多いシアトル水族館となっています。もちろん本人が悪いわけではないのですが、やはりトム自身も周りの空気に触発されてしまったのだと思います。それがトムの孤独をさらに深めてしまい、香澄たちとさらに距離を置いてしまうきっかけにもなってしまいました。
今後とも応援よろしくお願い致します。
編集済
正しい選択肢・間違った選択肢への応援コメント
トーマスの心のケアのためには、少なくともトーマスが眠る前に話ができるぐらいの時間には香澄は帰った方がよかったように思いました。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
通常であれば香澄もトムが起きている時間に帰宅したと思いますが、今は大学卒業を控えている大切な時期です。同時にカウンセリングレポートを完成させるという重圧の板挟み状態となっているため、それなりに香澄もストレスがたまっているのだと思います。
そんなストレスが蓄積されてしまったためなのか、普段は冷静な香澄でさえも少しずつその影響が出始めています。その傾向として、中澤さまがおっしゃるような行動の微妙な変化となります。
今後もそういった影響が見え隠れする場面が登場しますので、興味がありましたらそちらも合わせてご確認いただければと思います。
今後とも応援よろしくお願い致します。
編集済
【詩】『仮面(ペルソナ)』への応援コメント
詩を拝見して、心の天秤にある作者さまの丁寧な解説もよく読み直してみようと思いました。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
詩の解説をしている『心の天秤』に興味を持っていただき、ありがとうございます。この度紹介している『仮面(ペルソナ)』という詩は、物語で歌っているのはメグ本人(という設定)ですが、テーマは彼女が演じているクリスティーヌ・ダーエというヒロインの心情です。
より正確に言えば、『オペラ座の怪人』のラストをクリスティーヌの視点から見た世界……と呼ぶのでしょうか? 『命の天秤』『Sweet Home』とは少し意味合いが異なりますが、『仮面(ペルソナ)』という詩もお楽しみいただければ幸いです。
今後とも応援よろしくお願い致します。
見え隠れする陰への応援コメント
周囲が賑わっているから余計に孤独を感じてしまうことってありますよね........。周囲の空気に触発されて、ふっと過去へと思いが走ってしまうことってありますね。
トーマスも両親と楽しく過ごしていた頃の思い出がよぎってとても切なかったと思います。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
香澄のように頭の良い女性でもこのような気持ちについて理解することは難しく、それこそトムのような体験をしないと分からないと思います。今は香澄たちと距離を縮めたことに変わりはありませんが、それでも両親がいないという事実は変わりません。
他の子どもが家族と仲睦まじくする場面を見て、トムの心はふと寂しくなってしまう……とても切ないですよね。
今後とも応援よろしくお願い致します。
編集済
忍び寄る黒い影への応援コメント
トムにとっては一瞬、冷や汗もの……というか、ほんとうに怖かったことと思います!
コメディというと海外ドラマの「フルハウス」とかアメリカ映画の「ホームアローン」を思い出しました。
スリルある展開を描くのが上手いですね。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
前回のお話まで重たい内容が多かったので、この章ではコメディ要素を強く意識したいと思いました。同時にこのエピソードを書いていた時に「スクリーム」というホラー映画を見ていたので、急遽コメディと内容を混ぜてみました。なので展開としては、「フルハウス」+「ホームアローン」+「スクリーム」をミックスさせた内容となっています。
なお書いた本人が言うのは何ですが、舞台はアメリカなので下手したら冗談では済まない展開になっていたと思うと、少しぞっとしてしまいます。
今後とも応援よろしくお願い致します。
編集済
天秤を買った理由とは?への応援コメント
裁きのシンボルともいわれる天秤に興味をそそられて、トムへのプレゼントとして選んだのは香澄の未来のトムへの期待の思いが無意識に生じてのことかな?と推察したりしました。トムの詩がシアトル主催のイベントで入賞したことは素晴らしいことでしたから、意表をついたプレゼントにしたかったように思ったりもしました。
メグとジェニファーが選んだプレゼントもそれぞれの個性が出てますよね。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
明るく人をからかうのが好きなメグであれば、トムに対するプレゼントについても、個性的な物を贈るのではないかと予測出来るかと思います。そしてジェニーがすでにトムの好きな物を先に買ってしまったので、彼女と性格が似ている香澄自身も、同じようなプレゼントだと商品が被ってしまいます。
そこで少し角度を変えて、香澄からのプレゼントは「天秤」ということになりました。同時に作品のタイトルが『命の天秤』ですので、「天秤」を作中のどこかで登場させたかった……という私の気持ちも含まれています。
今後とも応援よろしくお願い致します。
編集済
香澄のカウンセリングレポート(三)への応援コメント
香澄はトーマスの心のケアを行い、カウンセリングレポートを記しながら、トーマスの深層心理を探っていますが、トーマスの鬱症状に対して過剰に神経質になってしまうあまりに、主観的な考えが強くなってしまう傾向があるように思いました。
特に「時が経てば経つほど、つらい想い出の傷口は深くなる”ばかりなのだ……」というところは人の多様性を含めて考えれば一理あるのですが、ペシミズム的な考え方なので、気になりました。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。温かい応援コメントありがとうございます。
確かに香澄自身はトムを特別扱いしているつもりはありませんが、それでも彼の「心のケア」をしていることに違いはありません。そういった考えが心の奥底にあるからこそ、香澄が書き残すカウンセリングレポートのボリュームが増えるにつれて、少しずつ主観的な内容になっていくのだと私は思います。「心のケア」という概念が香澄になければ、彼女もこのような内容は書き記さないでしょう。
また悲観主義とも呼ばれるペシミズム的な考え方については、まさに人それぞれだと思います。
仮にトムの心のケアを行う中心人物が、メグのように明るくて人付き合いの良い性格だったとします。その場合におけるカウンセリングレポートについても、全体的にオプティミズム(楽天主義)や積極思考(ポジティブ・シンキング)な内容が多くなるかと思います。
ですが今回のお話では明るい性格のメグが中心ではなく、真面目かつ責任感の強い香澄がカウンセリングレポートを担当しています。メグとは正反対の性格であるため、非常に丁寧かつトムの心理を考察するかのような内容となっています。
このようにカウンセリングレポートの書き方一つ比較してみても、内容が異なるという点がとても興味深いですよね。
少し長文となりましたが、以上となります。今後とも応援よろしくお願い致します。
新たな道のりへの応援コメント
トーマスが心からのありがとうとごめんなさいを香澄たちに伝えられるようになって、よかったですね。
そして、家族になりたいって意識を伝えることができて、明るい未来を思い描きはじめることができたことへの皆の喜びの思いが伝わってきました。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
これをきっかけに香澄たちとトムとの距離がぐっと近くなり、彼らも今まで以上に良好な関係を築けるかと思います。ですが香澄たちにとって一番嬉しかったことは、トムが自分から悩みを打ち明けてくれたことだと私は思っています。それが人を信じることの大切さをトムが知ると同時に、香澄たちが一歩成長する重要な場面でもあります。
今後とも応援よろしくお願い致します。
編集済
些細な誤解への応援コメント
口は災いの元なんてことわざがありますが、大人同士でも大変なことに発展することがありますよね。仲良くなりはじめたばかりだからこそ、誤解が生じやすいし、お墓のご両親に受賞の喜びや皆のことを報告に行った日の夜の出来事ですものね.......。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
ちょっとした言い間違いやすれ違いなどの些細なことで喧嘩することもあるため、それは年齢問わず常に意識しないといけない問題ですよね。そしてご両親へのご報告の件もありますが、それに加えて自分と仲が良い香澄たちに言われたからこそ、それが余計にトムの心を傷つけてしまったのではないでしょうか?これが一緒に暮らす香澄たちではなく別の人だったら、トムもそこまで気にしないでしょう。
香澄たちに悪気がないとはいえ、トムが彼女たちにはじめて憎悪感を抱いた瞬間でもあります。
今後とも応援よろしくお願い致します。
絶ち切れぬ家族への想いへの応援コメント
まだ、九歳の男の子ですから、無事に帰ってくるまで、皆、ほんとうに心配だったことと思います。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
トムの年齢はもちろんですが、何の連絡もなしに帰りが遅くなっているため、香澄たちが心配するのも無理ないですよね。仮にこれがちょっとした外出であれば事前に連絡するかと思いますが、今回は亡きご両親への挨拶のためのお墓参りです。香澄たちとは一つ屋根の下で暮らしているとはいえ、当時のトムにとって家族との時間を優先してしまったのだと思います。
今後とも応援よろしくお願い致します。
編集済
心の鏡に写されるお互いの姿への応援コメント
マーガレットの「……香澄って実は、かなり根に持つタイプなんだから」って一言がふたりの付き合いが長いだけにふっと心にひっかかりました........。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
お互いに中学生の時から一緒にいる間柄かつルームメイトとして二人は一緒に暮らしているので、メグと香澄は友達や親友というよりも姉妹に近いかもしれませんね。そんなメグだからこそ香澄の性格を熟知しており、同時に香澄だからこそメグに対して小言を言い合える関係となっています。
今後とも応援よろしくお願い致します。
カフェテリアでランチタイムへの応援コメント
トーマスの年齢は九歳ですから、ちょうど、自分の意志が育ってくる時期ですよね。
そして、ご両親が生きていたら、ここで一緒に帰ってお祝いって感じですものね......。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
トムの年齢を考慮しますとそれが普通なので、通常なら一緒にお祝い品を受け取るのは香澄たちではなくご両親のリースとソフィーですよね。そして9歳なら少しずつ自分の気持ちで行動しようという、一種の自我が目覚めても不思議ではありませんが、それがかえってトムの心を苦しめ続けているのかもしれません。
今後とも応援よろしくお願い致します。
編集済
演劇サークルの部室にてへの応援コメント
香澄は子どもの頃からピアノを弾けたんですね。私もピアノの教室に通っていた子どもの頃、香澄のような人の演奏を聞いていたかもしれないです!発表会ではたくさん方の素晴らしい演奏を聞きましたから。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
さすがにピアニストのようには上手に演奏は出来ませんが、それでも香澄は人並みにピアノを弾ける、および基本的な音楽の知識はあります。
そして中澤さまはピアノを演奏されるのでご存じかと思いますが、作中で登場したベートーヴェンの「月光」という曲は、第1章~第3章までございます。一般的に難易度が高い曲として有名な「月光」ですが、第2章と第3章に比べると第1章はまだ弾きやすいかなと思います。
ベートーヴェンの「ピアノ3大ソナタ」という楽譜を持っているのですが、弾けるのは今のところ第1章のみとなっています。ですが「月光」は個人的にとても好きな曲でもあり、作中でも取り上げたいと思ったことから、香澄に演奏させるという方法で登場させました。
今後とも応援よろしくお願い致します。
ジェニファーの進む道への応援コメント
トムからそんなふうに誘うなんて珍しい余程のことなのではないかと思いますが、予定があれば仕方ないですよね。
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
第1章から月日も経ったこともあり、トムもある程度ジェニーと親しくなったことが関係しています。そういう間柄だからこそ、突然遊びに誘ってみようという気持ちが芽生えたのだと思います。
ただこれまで内向的だったトムからのお誘いでもあるため、ジェニーが動揺するのも無理のないことですよね。
今後とも応援よろしくお願い致します。
【詩】『Sweet Home』への応援コメント
トーマスの詩、『Sweet Home』については『心の天秤』に詳細な内容が説明されていて、作者さまの詩への思いがトーマスの気持ちを通して綴られてますよね。
この詩にもいつか曲がついたら『歌の天秤』第2弾!になるのかな~なんて想像したりしていましたが、今は公開されたばかりのMV『命の天秤』をしばらく堪能することにしましょう。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
この詩はまさに第1章のトムの心情を表現したものとなっており、ある意味物語を考える時よりも力を入れています。ですがそれは物語を考える時とはまた別の面白さがあり、私にとって良い経験となりました。
また『Sweet Home』のテーマは「家族愛」「日常」となっており、『命の天秤』とは正反対の詩でもあります。なのでこの作品へメロディーを加えるとしたら、聴く人の心が温かくなるようなそんな曲にしたいと思います。そしてMV『命の天秤』をご堪能いただき、ありがとうございます。
今後とも応援よろしくお願い致します。
三人の個性への応援コメント
『ソリューション・フォーカスト・アプローチ』についての箇所を読み直しにきました。
香澄はフローラのおすすめの本に関心を示していますが、トーマスの心のケアに真剣に取り組もうとしていて真面目で責任感が強いので感心します。
確かに、本の選択には個性が現れますよね。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
本といってもそのジャンルや種類は色々あるため、そこから香澄・メグ・ジェニーたちの個性が出るところが面白いですよね。最初はなるべく堅苦しい内容はなしにしようということで、息抜き感覚でお楽しみいただけるエピソードです。
真面目で責任感が強い香澄……「心理学」に関する書物
フレンドリーだが個性的なメグ……「オカルト」に関する情報誌
少し内気で大人しい性格のジェニー……「人付き合い」に関する雑誌
彼女たちの性格や選んだ書物をまとめると、このような感じでしょうか?
今後とも応援よろしくお願い致します。
せっかくトムの様子が改善されたと思っていましたが、二幕は下降気味なのでしょうか。読ませていただく前から残念です。
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
第1章からご覧になっていただいている場合ですと、そのように考えてしまいますよね。申し訳ございません。
ですが今までhimekonさまがご覧になった第1章は、香澄とメグの成長にピックアップしているという感じです。そのため内容も明るく前向きな展開が多かったと思います。
一方の第2章は香澄やメグたちの成長を描いた内容ではなく、トムの揺れ動く心理に焦点を当てたストーリーとなっています。なので第1章に比べると重たい内容が中心となりますが、それでも十分に読みごたえはあるかと思います。むしろ第2章の物語こそ、私が本作で扱いたかった本筋でもあります。
今後とも応援よろしくお願い致します。
編集済
亡き両親への想いへの応援コメント
亡き人への想いは大人でも人それぞれ複雑ですよね。
トーマスは眠る前にはパパとママに話しかけることで、どこかでいつでも見守ってくれているような安心感を得ていたのかもしれないですね.......。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
現実の世界では父リースと母ソフィーは亡くなっていますが、トムの心の中では彼らの面影が残っています。トムがその面影を追い続けることで、心の平穏を得たかったのかもしれません。
そしてそれはトムのような子どもに限った事ではないため、人の心は複雑であると改めて思いました。
今後とも応援よろしくお願い致します。
編集済
初めての共同作業への応援コメント
トーマスがはじめ隠しごとにしていたはずのシアトルでのイベントへの参加ですが、香澄やメグやジェニファーの応援もあって、参加を決めた時もトーマスは嬉しさで涙するほどでしたよね。
ここでもイベントへ参加するための作品のテーマについて香澄やメグやジェニファーたちと話し合うことで、気持ちが自然に打ち解けていく様子が描かれていて、読んでいる方も気持ちがふわっと和みました。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
トムと香澄たちが一つ同じ屋根の下で暮らすようになってから、初めての共同作業ですよね。エピソード数でいえば数話ほどかかってしまいましたが、そうした間があったからこそ、トムと香澄たちが自然に打ち解け合う場面を演出することが出来ました。
またエピソード内では触れておりませんが、実は香澄たちがトムに対して行った取り組みというのは、数話程前の「三人の個性」でご紹介した『ソリューション・フォーカスト・アプローチ』という心理学の実用例でもあります。あえてそのことを作中で述べなかった理由として、「心理学」は私たちの生活と密接な関係にある……という私の意志表示のようなものです。
今後とも応援よろしくお願い致します。
親の愛情に包まれながら成長する子どもたちへの応援コメント
ケアをしている、カウンセリングをしていることがわかると傷つく人は多いのでしょうか。
トムの場合は自然に友達や家族のような関係が築けているので幸運ですね。
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
本作の舞台となっているアメリカではカウンセリングが日本に比べて馴染み深いため、通常であれば利用している本人も深く傷つくことはないかと思います。幸いトムも人当たりの良い明るい性格に戻りつつあるため、それが香澄たちと上手くやっている秘訣かもしれませんね。
ですがトムは香澄たちと一度は正式に打ち解け合ったものの、それでも自分の弱みを見せたくないという気持ちはどこかに残っています。それがトムにとって重荷になっているのかもしれません。
今後とも応援よろしくお願い致します。
編集済
新たな目標への応援コメント
主人が高校時代にアメリカのマサチューセッツ州のボストンに3週間ぐらいホームステイしたことがあったようですが、ホ―ムファミリーの方が家庭的な雰囲気を大事にしてくださって楽しかったというのを聞いたことがあります。主人はその折り、マサチューセッツ工科大学などを見学に行ってきたようでした。
ハリソン夫妻は親日家で日本からの留学生を日頃から支援していたぐらいですから、ホ―ムファミリー的な感覚で香澄たちと一緒に暮らすことを考えたのかもしれませんね。もちろん、トーマスの心のケアのことで苦心したこともあったからだと思います。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんにちは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
表向きはハリソン夫妻はなりゆきで香澄たちに同居を進めるという流れになりましたが、その真意は中澤さまのご推察通りかと思います。ハリソン夫妻(特に夫のケビン)は親日家であるだけでなく、香澄と彼女のご両親とも面識があります。
そしてこれは後付け的な説明となりますが、香澄はアメリカ留学当初からハリソン夫妻へ、「私は将来臨床心理士になりたい」と言っていた……という設定になっております。それを知ったハリソン夫妻は、香澄が将来日本ではなくアメリカで職に就く予定と考えたかもしれません。
もちろんトムへの心のケアや教育実習などの件もありますが、ハリソン夫妻は純粋に香澄たちと同じ屋根の下で暮らしたいと願っていたのかもしれませんね。
また中澤さまのご主人さまも香澄たちと同じような体験をされていらっしゃるようで、本当にうらやましい限りです! やはりホームファミリーを利用すると、それだけ相手も自分を歓迎してくれる傾向が強いのかもしれませんね。それによって心にも余裕が生まれるため、より充実した留学になったのではないかと思います。
少し長文となりましたが、以上です。今後ともお付き合いのほど、よろしくお願い致します。
大人しい性格の後輩 ジェニファー・ブラウンへの応援コメント
ここでは心理学の授業に読者が一緒に参加している気分になれますよね。専門用語の解説もわかりやすいですね。
香澄とジェニファーは先輩後輩の関係から親しくなっていったんですね。香澄が後輩への面倒見もよかったからでしょうね。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんにちは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
拙作ながらこの作品では「心理学」が一つのベースとなっていますが、あまり馴染みがない学問でもあります。そこで読者さまが香澄たちと同じ目線で見て欲しいと思い、このような作風に仕上げました。
そのため心理学用語も多数出てきますが、身近な事例をふまえるなどして私なりに簡潔にまとめることが出来たと思います。
また物語序盤は普通の先輩・後輩という間柄だった香澄とジェニーですが、チケットが一枚余ったというふとした偶然がきっかけで、二人は距離を縮めます。ですが一番の要因は仰る通り、香澄の後輩に対する面倒見の良さが関係しているかと思います。そして面倒見の良い性格だからこそ、後に登場するトムとも仲良くなることが出来たのではないでしょうか?
今後とも応援よろしくお願い致します。
少年と舞台女優の知名度への応援コメント
なになに、米国内でも有名になるとは! これはすぐに女優になれるのではないでしょうか。ファンクラブなんてすごいですね〜。これからのマーガレットの活躍が楽しみです。
トムも今後も良い人生を歩んでくれればいいのですが。
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
作中では淡々と物事が進んでおりますが、メグは現役大学生でありながらクリスマス公演を無事成し遂げたので、それも一つの大きな要因かと思います。メグ本人の演技力はもちろんですが、「現役大学生」という一つのブランドもポイントではないでしょうか?
同時にトムの知名度もアメリカ国内で上昇したことは間違いないため、今後の人生を楽しんでほしいなと思います。
今後とも応援よろしくお願い致します。
心理学を学ぶ女子大生 高村 香澄への応援コメント
ワシントン大学というと桜の名所としても有名ですよね。ワシントン大学の東アジア図書館には日系人の歴史資料がたくさん保存されているそうです。日米交流の歴史があるシアトルを舞台にされるなんてとても素晴らしいですね。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
アメリカでも名門校として知名度のあるワシントン大学ですが、仰る通り桜の名所としても有名です。桜の花びらが咲く・舞う姿はとても神秘的なので、それも多くの人の心をつかんでいるのだと思います。
今思えば、本作の季節も桜が開花している時期にすれば良かったと内心思っています。そして桜は私たち日本人にとって馴染み深いお花なので、より風情を演出することが出来るかもしれませんね。
今後とも応援よろしくお願い致します。
初めて見せる少年の心と涙への応援コメント
非常に感動的なシーンと細部にわたる描写が、頭の中で映像として見えてきました。このエピソードの作風は月影様の真骨頂ではないでしょうか。最後の文言も素敵です。
作者からの返信
古森 史郎さま
こんばんは、月影 夏樹です。温かい応援コメントありがとうございます。
今回の香澄とトムの心が寄り添う瞬間を描いたこのエピソードは、私が第1章で一番力を注いだ場面でもあります。今まで何となくトムの気持ちに気付きながらも、それを切りだすきっかけがなかった香澄。
ですが両親のお墓参りを終えたことで、トムも香澄たちになら心の内を話しても良いと思ったのかもしれません。そんなトムの気持ちを真正面から受け止めたからこそ、香澄は少年の心に触れることが出来たのだと思います。
本作では「心理学」が重要なテーマの一つとなっていますが、本当に大切なのは「学問で得た知識」ではなく「自分の気持ちに正直になり、心から相手と向き合う」ことです。古森さまの脳裏に映像が浮かんだきっかけも、おそらくこのことが関係しているではないでしょうか?
今後とも応援よろしくお願い致します。
舞台を終えた女優の休息への応援コメント
なんだかんだ西洋人てお祝いパーティーが好きですよね。実際の雰囲気が良く出てます!
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
今作では主人公の香澄以外はアメリカ人という設定かつ舞台もアメリカなので、少しでも現地の雰囲気を出したくてパーティーを演出してみました。お祝いされる立場のメグですが一番明るい性格ということもあり、最もパーティーの雰囲気を楽しんでいるのも彼女かもしれませんね。
今後とも応援よろしくお願い致します。
花咲く小さな蕾への応援コメント
素敵な舞台になったようですね。マーガレットには秀でた才能があったことが意外です。それにトーマスの詩! これでトーマスがさらに元気に、人生に前向きになってくれるといいですね。
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
ベナロヤホールという大舞台を利用したことはもちろんですが、何よりも幼いころからお芝居を続けてきたメグの努力の結果だと思います!これをきっかけに、舞台女優としてのメグの夢が広がっていくといいですね!
そしてトム自身の新たな挑戦も無事終了したので、少しは自分に自信が持てたのではないかと思います。
今後とも応援よろしくお願い致します。
クリスティーヌ・ダーエの面影への応援コメント
有名なオペラ座の怪人ですが、話の内容を知りませんでした。この先にもまだ物語が描かれているのでしょうか。楽しみです!
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
確かに第9章ではメグが主役となりますが、「オペラ座の怪人」について触れているのはラストのみとなっています。大まかなお話の流れはこの場では申し上げませんが、原作・映画ともに面白い作品なので、ご興味があればぜひご覧ください!
今後とも応援よろしくお願い致します。
ドキドキの瞬間への応援コメント
このエピソードは本当に読み応えがあります。トーマスの不安や香澄たちの驚きなど、丁寧に表現されていています。
実は私のさくひんは、骨と筋はまあまあだが肉が貧弱と言われました。なので、月影さんの作風がとても勉強になります。
作者からの返信
古森 史郎さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
拙作ながらそのようなご感想をいただき、とても嬉しいです!まさに古森さんの仰る通り、私の作品では1つのエピソードを軸に複数の人物の視点や心理を描くことが出来る、「グランド・ホテル形式(別名 群像劇)」と呼ばれる表現技法を取り入れています。
物語は同じ出来事の繰り返しと思われるかもしれませんが、その一方で各登場人物の気持ちを伝えることが出来るメリットがあります。ですが登場人物が多くなりすぎると趣旨がぶれてしまうため、その点には私も細心の注意を払っています。
この表現技法は三谷 幸喜さんの映画「The 有頂天ホテル」をはじめ、レオナルド・ディカプリオ氏主演の「インセプション」・アメリカの人気海外ドラマ「24-Twenty four-」「HEROES」などでも導入されています。
今後とも応援よろしくお願い致します。
編集済
(序章) 補足説明一覧への応援コメント
改めまして、コメント致します。
登場人物や場所など舞台設定がしっかりしているのに加えて、用語集なども揃えて、読者への丁寧な配慮が整っていて、物語への思い入れが伝わりました。
『命の天秤』についてはすべて何度か、読んでいますが、応援の入れ直しに時間(及び日数)がかかりますが、改めて、よろしくお願いします。
今回、読んでふと思ったことは、主人公の高村香澄は中学生の頃からアメリカに留学しているという設定で、やはり自立しているイメージで捉えられますよね。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。こちらこそ改めてのコメント、失礼致します。
海外が舞台かつ専門的な分野を扱うということもあり、舞台設定や用語集などの説明を入れています。文字数は若干増えてしまいますが双方共に馴染みのない方も多いため、個人的にもそうした方が良いかなと思っております。
そして仰る通り、主人公の香澄は中学時代からルームメイトのメグと二人暮らしをしています。作中では詳しく述べておりませんが、香澄とメグの二人はそれぞれ自炊・お掃除・洗濯などの家事は一通りこなせるという設定です。ですが個人的にこれらのイメージにマッチするのは、メグより香澄の方かもしれませんね。
また作品への応援やコメントなどへの配慮、ありがとうございます。お時間のある時・無理のない範囲内で構いませんので、今後も作品をご愛読いただければ幸いです。
今後とも応援よろしくお願い致します。
編集済
初めての共同作業への応援コメント
おはようございます。
このエピソードで、「お互いの小指を合わせると、香澄はどこか満足げ。」で終わるところが、今までの読み方と違った調子に感じました。「~する。」が多かったものですから。時々このような区切り方を入れると面白いのかなと思いました。(私感です)
2つ前のカウンセリングレポートは、遅読者には物語の整理が出来てありがたかったです。
作者からの返信
古森 史郎さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
そう言われてみますと、私の作品の最後は「~する」で終わっていることが多いかもしれませんね。他にも「〇〇」といった体言止めを使用することもありますが、基本的にはこの2種類を私なりにバランスよく取り入れているという感じですね。
また香澄のカウンセリングレポートにつきましては、古森さまの仰る通り今までの物語の整理・要約という意味合いが強いです。なので「今はどんなお話だっけ?」といった疑問についても、おおむね解決出来る内容となっております。
今後とも応援よろしくお願い致します。
香澄に嘘は付けない!?への応援コメント
香澄、ジェニファー、マーガレットの三人は、トーマスの心の内をどのくらい理解しているのか気になると感じるほど、トーマスの描写が上手く表現されていると感じました。
作者からの返信
古森 史郎さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
香澄・ジェニファー・マーガレットの三人は性格こそ異なりますが、トムを心配しているという気持ちは同じです。一方のトムも表向きは少し無愛想ながらも、彼なりに一生懸命香澄たちと接しています。
そんな彼らの気持ちを本エピソードで少しでも感じ取っていただき、とても嬉しいです。
今後とも応援よろしくお願い致します。
マーガレットの晴れ舞台への応援コメント
学園祭のような小さな規模の舞台かと思いましたが、本格的な演劇になるのですね。特別席とか入ってみたいです。高そうですね!
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
通常なら仰る通り学園祭のような小規模となるのですが、メグが劇場にアルバイトとしていることを踏まえて、9章の舞台をワシントン大学→ベナロヤホールに変更しました。シアトルでも有数の劇場なので、出演者のメグたちも思いっきりお芝居を楽しめる環境だと思います。
今後とも応援よろしくお願い致します。
未来(あす)へと続く、遥か彼方にある命の道しるべへの応援コメント
ハリソン夫妻にも内緒にするのですね。しかも、警察も内緒にする。面白いです!
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
何とか警察官たちにより誤射という最悪の事態は免れましたが、香澄の言う通りメグが茶番を演じた事実に違いはありません。警察も内々に処理すると言ってくれたので、それに合わせて香澄も臨機応変に対応しました。
今後とも応援よろしくお願い致します。
編集済
シアトルでドラマ撮影!?への応援コメント
場合によっては危険な状況ですね。犯人と間違われて撃たれたりすることもあるわけで……。
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
アメリカのホラー的なドッキリ番組でも同じようなことをやっていますが、今回の一件もそれと同じですよね。しかも香澄たちと警察は誘拐犯の仕業と信じ込んでいるため、メグがあの格好で再び外出したら洒落にならない展開になってしまいます。
今後とも応援よろしくお願い致します。
シアトル市警察所属のブルース・ホワイト警部への応援コメント
どんどんおおごとになってます……。真実がわかった時が嫌ですね 苦笑
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
ついに冗談では済まないという状況になってしまい、追い詰められてしまう香澄・ジェニーとメグ・トムの2組。ですがあの状況で警察を呼んでしまうことはある意味当然なので、香澄とジェニーの判断は間違っていないと思います。そして真相が明らかになった時、メグはどんな言い訳をするのか……楽しみにしてください!
今後とも応援よろしくお願い致します。
不審者を発見する香澄とジェニファーへの応援コメント
なんとジェニーと香澄、警察に連絡してしまいました! これは大変! マーガレット、えらく怒られそうです 笑
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
トムや香澄たちを脅かそうと思いはじめたメグのドッキリですが、それが返って裏目に出てしまう結果となりました。前回のエピソードでトムが心配していた事態が、ついに現実のものとなってしまいました。この後もしばらくメグとトムを救出する、名シーン(?)の数々が登場します。
今後も応援よろしくお願い致します。
もう一人の協力者!?への応援コメント
月影さまの文体は、一見複雑そうな文字並びなのに、とても読みやすいです。それと、描写とセリフのバランスも秀逸ですね、大変参考になります。この後、香澄と友達の心理描写を追いかけていきます。
作者からの返信
古森 史郎さま
こんにちは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
堅苦しい内容か思われないかと不安でしたが、読みやすいとお褒めの言葉をいただきとても嬉しいです。心理描写をメインにお話が進んでいくという流れになっておりますので、確かに少し複雑に見えるのかもしれません。なので分かりにくい表現や書き方などございましたら修正致しますので、お気軽にご連絡ください。
今後とも応援よろしくお願い致します。
今日の食事は何にする?への応援コメント
CDだけがトムを本当に喜ばせたみたいですね! 他は愛嬌ですよね 笑
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
仰る通り、トムの心を一番捉えたのはジェニファーのプレゼントです。そして香澄とメグについては、子どもながら愛嬌を振舞いその場を切り抜けた……という感じですw
ある意味4人の中で、トムが一番しっかりしているかもしれませんね。
今後とも応援よろしくお願い致します。
天秤を買った理由とは?への応援コメント
香澄とマーガレットが時々言い合いになるのが面白いです。マーガレットはともかく、香澄らしくないというか 笑
みんなのプレゼントに対するトムの反応が楽しみです!
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
性格や考え方が異なる香澄とメグは、いわゆる水と油のような関係となっています。ですがそれはお互いに持っていない長所を尊重し合っていることでもありますので、不思議なことに二人の愛称は抜群です。
普段は真面目な香澄ですが、自分が心から信頼するメグだからこそ冗談を言い合えるような気さくな関係となっています。
今後とも応援よろしくお願い致します。
困惑するプレゼント選びへの応援コメント
レトロな天秤とは香澄らしいですね。トムが喜べば最高です。
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
ある意味忍者のコスプレを購入したメグ以上のインパクトがありますが、これも香澄の個性をうかがえる商品だと思います。何をプレゼントしても良いという内容なだけに、それが香澄にとって悩みの種になってしまったようです。
今後とも応援よろしくお願い致します。
トーマスへのプレゼント選びへの応援コメント
忍者のコスプレ、すっごくおかしいです。マーガレットらしいですね 笑
トムは喜びそうですが。
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
普通なら年頃の少年が喜びそうなプレゼントを贈りますが、個性的なメグは「忍者のコスプレ」という少し変わった商品を選びます。表向きはトムへのプレゼントですが、マーガレットなりに彼へ喜んで欲しいという気持ちが隠されているかもしれません。
今後とも応援よろしくお願い致します。
編集済
香澄のカウンセリングレポート(三)への応援コメント
今日も、この瞬間も、世界のどこかで日本のどこかで大切な人と別れなければいけない出来事が起こっています。そして、その数とどれくらいの差があるのかはわかりませんが、あちらこちらの国で新しい生命が誕生しています。人生というものは、一概にいいとか悪いとか幸せとか不幸とかでは言い表せませんね。今日は、このエピソードを読ませていただいて、人生哲学について考えてしまいました。
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。温かい応援コメントありがとうございます。
長いお話ということもあり、これまでの場面を振り返るという意味を込めて書いたエピソードです。ですがただ過去を振り返るだけではなく、香澄の主観も新たに加えています。一部私の考えも含んでいる内容となりますが、今後も香澄たちと一緒に物語を楽しんでいただければ幸いです。
今後とも応援よろしくお願い致します。
初めて見せる少年の心と涙への応援コメント
香澄がトーマスの母親のようになれるかもしれないですね。そうだといいのに……
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
香澄は心理学を学んでいるとはいえ、まだ実際にそれを活用することも出来なければ人生経験もありません。不器用ながらも香澄なりの言葉でトムへ語りかけたのだからこそ、彼も彼女の本当の優しさを知ることが出来たのではないでしょうか?
そういった意味では香澄はただの世話好きというわけではなく、本当に優しい女性なのだと私は思います。
今後とも応援よろしくお願い致します。
七章 想い出の場所への応援コメント
トムは素直にお礼を言いましたね。また仲良くなれるといいですね。
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
ケビンとフローラの助言によって数日ほど時間が経ったためか、以前よりも少しだけトムの香澄たちに対する警戒心とも解けたのだと思います。表向きは香澄たちへお礼を述べましたが、トムの本心はまだどこか警戒しているかもしれません。
七章ではそんなトムの人間心理に焦点を当てているため、今後のお話の中で彼が今までどんな気持ちで過ごしてきたのか語られる予定です。今後の展開にについても、どうぞご期待ください!
今後とも応援よろしくお願い致します。
ハリソン夫妻が提案する解決策とは!?への応援コメント
9歳の子供にとっては辛すぎますね。一人でおいておくような状況ではないように感じます。
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
トムが幼くして両親を亡くしたことを知っていたとはいえ、その傷の深さは香澄たちが考えていた以上のものだったと思います。また悪気がないとはいえ、香澄たちがトムの心の傷口に塩を塗ってしまったことも、彼の不安を増長させた原因だと私は思います。
今後とも応援よろしくお願い致します。
愛する家族との再会への応援コメント
もっとも愛する人たちを失う悲しみを子供が体験するのですから辛いですよね。大人でも相当辛いです。死別の悲しみは時間が解決してくれると思うのですが、やはりまだそれほど時間が経っていないようなので難しいのでしょう。
さて、今日は元日ですね! この場をお借りしてご挨拶させてください。
昨年は月影夏樹さんの作品をお会いできて感謝しています。これから先のお話もまだまだ目が離せません。私のいつ終わるか不明の作品を読んでいただいてたいへん恐縮です。これからもよろしくお願いいたします。2019年が月影夏樹さんにとって素敵な一年になりますように!
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。温かい応援コメントありがとうございます。そして新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
今でこそハリソン夫妻や香澄たちという頼れる存在がいますが、それでもトーマスは9歳の子ども。突然大好きだった両親を失うつらさというものは、言葉で表現することが出来ないと思います。特にトーマスは香澄たちのように大人ではないため、両親が事故で亡くなったと割り切ることが出来ないお年頃であることも、心の闇を深くしている要因かもしれません。
そして私の方こそhimekonさまのような素敵な読者さまに巡り合えて、とても嬉しいです! たくさんの応援コメントもいただき、本当にこの作品を発表して良かったと心から思います。お互いに良い一年を過ごせるように頑張りましょう!
カフェテリアでランチタイムへの応援コメント
トムはご両親のお墓に向かうのでしょうか。賞の報告をしたいかもしれませんね。
それにしてももう五ヶ月も一緒に過ごしていたのですね。みんなトムととても良い関係を築いていますね。
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
トムの行動範囲・香澄たちに嘘をついてまで行く場所となると、必然的に行ける場所は限定されてしまいますよね。それらのことを組み合わせると、トムが生きたい場所とは亡きご両親の元かもしれません。
そして不器用ながらも、今のところ特に大きな問題を起こすことなく過ごしているトムと香澄たち。今後も彼らとの良好な関係を、このまま維持して欲しいと思います。
今後とも応援よろしくお願い致します。
演劇サークルの部室にてへの応援コメント
メグの大学の専攻は何でしたっけ? 忘れてしまいました。舞台俳優になりたいのですね。トムの面倒を見ているので、香澄と同じ心理学科なのかと思っていました。
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
物語の流れを考慮すると香澄と同じ心理学と言いたいところですが、メグの専攻科目は音楽理論となっております。紛らわしくて申し訳ありません。
その理由はまさに仰る通り、メグは子どものころから舞台女優になるという夢を持っています。そしてメグが演劇サークルに入部しているのも、そんな理由があってのことです。
今後とも応援よろしくお願い致します。
ワシントン大学へ向かう一同への応援コメント
めでたく景品と商品を受け取りましたね。トムが一人でいる時に、小切手にハサミを入れたりしなくてよかったです。
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
トムの子どもならではの好奇心・思いこみが暴走してしまいますが、それを香澄たちが何とかサポートしています。こういった日常の場面ではちょっと笑ってしまうようなシーンを入れたいと思い、このようなエピソードを加えました。
今後とも応援よろしくお願い致します。
本当の気持ちへの応援コメント
『あなたの完結作品、もう一度宣伝しませんか?(感想付き)』で企画主をしておりました、ソウイチです。
このたびは本企画にご参加頂き、ありがとうございました。
先日☆や応援コメントまで頂けて、とても嬉しかったです。
すでにご覧になられた後なので申し訳ありませんが、『完結作品専用書庫【おびよみ】(https://kakuyomu.jp/works/1177354054886408872)』に感想とキャッチコピーを掲載させて頂きましたので、ご報告します。
掲載番号は「現ド10」です。
改めて、完結お疲れ様でした。
この作品がより多くの方の目に留まるよう、祈っております。
作者からの返信
ソウイチさま
こんにちは、月影 夏樹です。ご丁寧なコメント、ならびに拙作ながら『命の天秤』をご愛読いただきありがとうございます。
物語のご紹介だけでなく、作品の素敵なキャッチコピーまで付けていただいて恐縮です。物語の要点を的確にご紹介していただき、本当に嬉しかったです。
今後も多くの方の作品、ならびにソウイチさまのご活躍をお祈りしております。この度は本当にありがとうございました!
香澄のカウンセリングレポート(二)への応援コメント
思いやりある明るい人たちに囲まれてすでに楽しそうに生活しているように見えるトムですが、まだ癒されていないとみんな判断しているようですね。
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
香澄たちの優しさのおかげで、今のところ特に問題を起こすことなくトムは暮らしています。心のケアを行う香澄たちも現状に満足することなく、より良い方法を模索しています。
そして次の章では、トムの心に眠るある感情が浮き彫りになります。一見すると明るく接しているトムですが、少年の奥底に眠っているある人への想いについて語られます。引き続きご愛読いただければ幸いです。
今後とも応援よろしくお願い致します。
待望のイベント結果発表の日への応援コメント
特別審査賞! おめでとう!
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
少年が書いた作品ですがどこか子どもっぽくない、そんな内容が評価されたのだと思います。後のお話でトムが書いた詩がもう一つ登場するので、そちらもぜひお楽しみください!
今後とも応援よろしくお願い致します。
無事に作品投稿するトーマスへの応援コメント
ずいぶん大人っぽい作品でしたね。結果が気になります。
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
作品についてただストレートに書くのは……と思ったので、比喩表現を入れていました。その影響ゆえなのか、少し大人っぽく見えたのかもしれませんね。
トムが応募したイベントの結果は後の物語で公開されますので、温かく見守っていただければ幸いです。
今後とも応援よろしくお願い致します。
ドキドキの瞬間への応援コメント
小さな男の子がうんと年上のお姉さんに憧れるってありますよね、きっと。
そういえば、私が米国でホームステイしていた時、お世話になっていた家族の一人である小学校一年生の男の子から気に入られていました。懐かしいことを思い出してしまいました。笑
作者からの返信
himekonさま
こんにちは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
9歳のトムにとって、20歳前後の香澄たちは憧れのお姉さんに見えても不思議はない年頃ですよね。しかも3人とも面倒見の良い性格なので、それも大きな要因かと思います。
私が小学生だったころですが、上級生に対してトムと同じような憧れの気持ちを抱いていたことがあります。今となっては懐かしい思い出です♪
今後とも応援よろしくお願い致します。
締切間近に作品完成!への応援コメント
香澄だけが謝礼をもらえるのですか?
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
ケビンからの謝礼を受け取るのは香澄だけですが、それには第2章の「教育実習と心のケア」で語られています。
香澄がケビンから確認した今回の一件の注意事項の3番めの項目に、「この一件を引き受けてくれる場合には、少額ながら謝礼(お小遣い)を渡す」と書かれています。
香澄が1・2・4の注意事項をしっかり守っているため、そのお礼としてケビンとフローラは彼女に謝礼を渡しています。
また香澄以外にもメグとジェニーも一緒に心のケアをしているのですが、彼女たちはそれぞれアルバイトをしているため、少額ですが安定した収入があります。そのことも考慮した上で、ケビンとフローラは香澄へ謝礼を渡すという項目を急遽追加しました。
以上となります。今後とも応援よろしくお願い致します。
マーガレットの告白!?への応援コメント
ただ楽しく過ごしているだけのようにも見えますが、ちゃんとカウンセリングの実習を試みているのですね。カウンセリングってとても興味深いです。もう少し昔に戻れたらやっぱり臨床心理士のような資格をとる勉強したいですね。
作者からの返信
himekonさま
こんにちは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
一見すると普通に仲良く過ごしているだけの香澄たちですが、彼女たちなりの方法でトムの心のケアを行っています。「カウンセリング」と聞くと何かとお堅いイメージがあるため、それを払拭したいという意味もあります。
今後とも応援よろしくお願い致します。
日本の流行に疎い香澄への応援コメント
みんなでとても楽しそうですね。気の合う女の子が3人も一緒にいたらまともに勉強もできなくなりそうですが、目的はトムの面倒を見ることであり、そうでもないですかね。
作者からの返信
himekonさま
こんにちは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
確かに彼女たちの本当の目的はトムの面倒を見ることですが、だからといって彼を特別扱いすることはありません。あくまでも普通の男の子として接しているため、そんな自然体でリラックス出来る状況が、香澄たちにとって最高のシチュエーションなのかもしれませんね。
今後とも応援よろしくお願い致します。
三人の個性への応援コメント
マーガレットの趣味が謎ですね。まさかまたトムに見せたり、話したりするんでしょうか!?
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。コメント投稿ありがとうございます。
実はメグの趣味については、以前は第4章の「マーガレットの休息」というエピソードでご紹介していました。そこでメグがホラーやオカルト好きな性格であるという点について、しっかりと説明していました。
ですがストーリーの一部修正における関係上、その部分を削除してしまいました。そのためhimekonさまの仰る通り、メグの趣味について今一つ把握出来ないという状況になってしまいました。申し訳ありません。
そんなメグの趣味が暴走してしまう場面が、後に出てきます。そこではコメディを強く意識した内容となっているため、お楽しみいただけるのではないかと思っています。
なお第1章のメグの人物紹介欄に、「ホラーやオカルト好きな性格」という内容を追加しておきました。お時間のある時にご確認ください。
今後とも応援よろしくお願い致します。
ベナロヤホールでのコンサートへの応援コメント
不思議な雰囲気を感じています。というのも、文体としては客観的で具体的、事実を積み重ねていく、という手法を疎かにせずずっと保ってあります。しかもその手法で若い女性たちの交友関係の機微を、表現するというのはとても独特なところがあります。楽しみです。
作者からの返信
toutenさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
本作の特徴はまさに仰る通り、登場人物たちが色んな経験や事実を積み重ねつつも、物語が進むにつれて成長していく作風となっております。そうした雰囲気を演出するため、個性豊かな若い女性たちの交友関係を描いております。
また本作はストーリーが少し長い作品なっておりますので、無理をせず今後も物語をお楽しみいただければ幸いです。
今後とも応援よろしくお願いいたします。