不安感をひとりで抱えている状態は大人でもときに辛いですから、子どもならなおさらで、トーマスはとても苦しい心の溝を抱えて気持ちが休まらない状態が続いているのですから、ほんとうに心配ですね。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
心の不安から香澄たちと別行動しているトムですが、一人でやってきた場所が家族連れが多いシアトル水族館となっています。もちろん本人が悪いわけではないのですが、やはりトム自身も周りの空気に触発されてしまったのだと思います。それがトムの孤独をさらに深めてしまい、香澄たちとさらに距離を置いてしまうきっかけにもなってしまいました。
今後とも応援よろしくお願い致します。
小さい子を見ると「おとうさんは?」「おかあさんは?」と聞いてしまいがちですけど、誰にでも当たり前に両親がいるわけではないですよね。
そういう些細なことが積み重なることで傷ついてしまったり、
傷ついたものがかさぶたになって、同じことを言われても平気な気になってしまったり、するんだろうな、
なんてことを考えました。
こういうのって、深いですよね。
作者からの返信
Zooey(ゾーイー)さま
こんにちは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
確かにトム君ぐらいの年齢ですと、普通は両親がいることの方が多いですよね。そのような概念がある中で、トム君は少しずつ傷ついている……という心境の中で、この第2幕を執筆してみました。
今後とも応援よろしくお願い致します。
トーマス、可哀想ですね。この先が心配です。
作者からの返信
himekonさま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
トーマスが今は亡きご両親と過ごした日々について、語られるエピソードとなります。同時に今の少年の心情を示す物語でもありますので、心理描写についても工夫をしました。
今後とも応援よろしくお願い致します。