ワシントン大学やメディカルセンター・ワシントン州 シアトル・レイクビュー墓地・ウッドランド 動物園、そして次の舞台のオレゴン州 ポートランドなどなど、アメリカで有名な場所ばかりです。多くの場所や地名などを登場させすぎると、お話が混乱したり内容がめちゃくちゃになってしまうことも少なくありません。
そんな中で、場所や地名がストーリーの中でテンポよく出てくるため、本当に自分が疑似体験しているかの気持ちになります。これも作者さまが、海外小説がお好きだということが関係しているのでしょうか?^^
そして次が終章とのことですが、しっかりと結末をこの目で確かめようと思います^^
作者からの返信
リュウケンさま
こんばんは、月影 夏樹です。温かい応援コメントありがとうございます!
アメリカが舞台となっている今作では、ワシントン大学やシアトルに建てられているハリソン夫妻の自宅となります。リュウケンさまの仰る通り、確かにアメリカでも有名な観光名所が複数出てきます。しかし舞台の中心はワシントン大学とハリソン夫妻の自宅なので、その他の場所は軽く触れる程度で抑えてみました。
今後とも応援よろしくお願い致します。
トーマスが昔、ご両親と暮らしていた場所に向かっているとしたら、香澄たちからは気持ちがどんどん離れている方向ですよね。しかも一人で見知らぬ人たちと一緒にバスに乗って、ということですからトーマスにとっては一大決心ですね。
そして、今まで皆、必死になってどこを探しても見つからなくて、絶望的な気分だったところに香澄がト―マスのご両親とのほんとうの思い出の場所に気付くことができて、一筋の希望の光が射したような瞬間だったことでしょう....... 。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
今までも決してトムが自分の家のことを忘れていたわけではありませんが、それは香澄たちと過ごしていた日々が充実していたとも言えますね。ですがそんな日々が一転してしまったことにより、トムの心の拠り所が香澄たち→ポートランドにある自宅、へと変わっていきました。
また移動にはバスを使用したということもあり、子どものトムにとってはある意味大冒険のようなものでもあったでしょう。
そして正確にはメグの何気ない一言ですが、そのことに香澄が気がつかなければ、依然としてトムの行方はつかむことが出来なかったと思います。ここでもまた、香澄の頭の良さが垣間見えた場面でもあります。
今後とも応援よろしくお願い致します。