人は儚く脆い…これは単なる弱さの言い訳だと思っていましたが、実はそうじゃない。恐怖に支配され、自害を決意したトム君を責めることなんて誰にもできない…。弱さ、或いは優しさについて暫し熟考させていただきました…。本当にこの作品、名作です…!
作者からの返信
ミロクさま
こんばんは、月影 夏樹です。温かい応援コメントありがとうございます。
人の心は目に見えないためか、「単なる言い訳」「殻に閉じこもる」などの意見もあるかと思います。ですがその裏にある背景として、大切な人を失った悲しみ・人を信じることが出来ないつらさ……などが隠されています。今作におけるトム君についても、そんな心情を意識して本作を書きました。
そして何より、私が本作で伝えたかった気持ちをミロクさまが感じてくださり、嬉しいです! さらに「名作」というご感想までいただき、これ以上ない名誉です!!
今後とも応援よろしくお願い致します。
トム君が突然罪の告白や懺悔をする場面は、『グリーンマイル』でジョン・コーフィーとラストに神様に祈るシーンと重なります。ストーリーの内容こそ異なりますが、どこか似ているなと思いました。
結末はこれから読む予定ですが、ストーリーの世界観や内容の濃さは『グリーンマイル』に十分匹敵すると私は思いますよ^^
作者からの返信
リュウケンさま
こんばんは、月影 夏樹です。温かい応援コメントありがとうございます。
『グリーンマイル』に匹敵する内容とお褒めの言葉をいただき、とても嬉しいです! ヒューマンドラマの中でもトップ10に入るくらい、私は『グリーンマイル』というお話が好きなんですよ! なのでラストももしかすると……
今後とも応援よろしくお願い致します。
編集済
ついにトム君が……越えてはならない一線を越えてしまいました。あれほど慕っていた香澄ちゃんを傷つけるなんて……この後もトム君は、メグちゃんたちまで傷つけてしまうのでしょうか?
作者からの返信
鈴白 楓さま
こんばんは、月影 夏樹です。毎回のコメント投稿、本当にありがとうございます!
はい……狂気に支配されたトム君は、ついに香澄ちゃんに牙をむけてしまいます。その矛先はメグちゃんたちにも……
と言いたいところですが、次のお話では誰もが予想しなかった展開が待っています。そしてその内容こそ、『命の天秤』の結末にふさわしい内容です。
ちょうど鈴白さまはこのお話で一区切りついたと思いますので、私の方から一つアドバイスを……
次のお話の「冷たい銃口が語る未来」~「深い愛情と深い哀しみ」は、昼間ではなく夜に読んでください。その理由は……読んでいただければ分かると思いますので……
今後とも応援よろしくお願い致します。
銃口を香澄へ向けたというのは香澄をはじめとした周囲の不安を煽る行為なので、それだけトーマスが追い詰められていて、それまでひとりで抱え込んでいた香澄たちへの不信感から生じた憎しみの感情をぶつけてしまったということなのだと思いますが、今まで可愛がっていたトーマスから銃口を向けられた香澄の悲しみと恐怖は計り知れないものだと思いました。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
血のつながりがないとはいえトムとは家族同然に過ごしてきた間柄なので、そんな彼に銃を向けられたことは香澄たちに強いショックを与えたと私も思います。身近な恐怖が何よりも恐ろしいと言いますが、まさにそんな状況を表している場面だと思います。
今後とも応援よろしくお願い致します。