第10話 情報は少しずつ
これは、情報は少しずつ出していく。と言うものなんですが、具体的には主人公の過去、現在、状況などですが、一気に出してしまうと、作品全体が見通せてしまうのでつまらなくなるという。これも、わかりやすさという読者思いに対しての二律背反でもあります。バランスが大事なのです。と言われても、それがわからない、そうなります。ここで例文。主人公は片思い、という設定です。
僕はみっちゃんが好き。けれども小中高、ともに告白が出来ない。
わかりやすいので、謎を探すことには恵まれません、同じことをチューターに言われました僕。少しずつ情報を出す修正文を書きます。
小学生の時にみっちゃんと同じクラスになった。一緒に遊んだこともある。中学生の時は、なんだか話すことも少なくなっていった。なんでだろう。高校生である現在、みっちゃんはキレイな女性に見えてきた。あれ、どうしてこんなにも胸が高鳴るのだろう。もしかして、僕はみっちゃんのことを……。
どうでしょうか? 話に気になる点が出たでしょうか? つまり、最初から話を全て出すのではなくて、少しずつ情報を出すのが謎があっていいと思います。これも参考程度にして下さいね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます