第5話 描写と削るの二律背反
さて、今回は例文はありません。なぜか? それは文学において、僕の中で二律背反を成していると思われるテーマだからです。描写とは心や考えていること、行動、細部などなど……。挙げ出したらキリがないものです。実際に削ることは大事ですが、それで作者のメッセージが伝わらないのなら本末転倒です。文学はゼロからのスタートです。そこに要素として、経験や作り話、取材、想像力などがあります。ゼロからのスタートはなんでも出来ます。だから、そのなんでも出来るがゆえに、難しいのも事実です。正しい日本語とは、本来、どれだけの日本人が知っているかと言うことにもなります。脱線するのでやめておきます。さて、描写を仮に100%出来たとします、しかし、果たしてその小説は面白いのか? それってわかりません。なので、削ると言う作業があるわけです。プロの作家さんでさえ、そういう作業をしています。なので、我々も試行錯誤を繰り返すべきですね。
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