第27話 回想と物語り

 回想と物語りを一行空けで入れたとしても、これは読者を混乱させるでしかないです。そもそも、話の流れをいったんさえぎってまで入れたい回想とはなんでしょうか? つまり、一つの話を理解出来たのに、さらに読者に過去の話を理解させようとする。回想と物語りのごちゃまぜに注意したいところですね。それを回避する方法は僕は習ったのですが、習いたてなのでまだ教えたくないと言う(笑)。でも、あえて回想と物語りを使い分けて演出する雰囲気みたいなのもあります。これが正解、というのは文学にはありません。ただ、読者思いの小説を書こうということですので。

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