第12話 番外編 僕の文章力
僕の文章力は至って普通です。チューターから修正される程度です。しかし、教えてばっかりはダメなのです。だから、僕の文章力を小説で表現します。お付き合いくださいませ。
ベランダの方を見やる。カーテンが半開きだ。風が少しは入ってくる。外はとっくに日が暮れていた。ソファに座っている。ぼろぼろのソファ、毎日ここで眠る。ひとりぼっちの夜だ。
三通のラブレターは愛しい女性に渡せた。冬、春、梅雨にわけて。今は秋、結果がどうあれその女性とは仲がいい。フラれたけど、彼女は今のままがいいらしい。純子さん、君の笑顔を胸に抱いて、ひとりで眠りにつくよ。
僕が書いたのは君に向けた恋の小説。結末はなんだかあやふやになった。でもね、純子さんの笑顔が見たいから、僕は書き続けるよ。一方的な僕を受け止めてくれる優しい純子さん。
君が僕をフった理由はわからないけど、僕はいつでも純子さん、貴女を大切に想っている。
読んで下さってありがとうございます。あくまでワンシーンとさせていただきました。僕の恋愛観は実際の恋愛に関係しています。なので、少し違和感があると思います。以上が番外編でした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます