第22話 嫌いなキャラでも愛情を

 小説に登場させたキャラクター、作者が嫌いだからといって、愛情を注がないのは惜しいことです。これはプラスとマイナスの復習でもあります。キャラクターは固有名詞で登場させる以上は、なんらか読者に愛されねばなりません。ですから、固有名詞で登場したキャラクターは主人公級ということになります。いくら悪役で嫌われ者と言えども、プラスとマイナスをはっきりしないと面白くなくなります。何でもそうですが、一方的なのは面白くない。読者が飽きるからです。それならば、意外性をキャラクターに持たせた方が面白みがあります。逆もまた同じく。ヒーローが一転して悪役になるなど。工夫できることは工夫したいですね。

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