読者思いの小説を書こう♪

野口マッハ剛(ごう)

第1話 何人登場させるつもり?

 よくあるのが、短めの小説(ここでは二万文字以内とします)で、登場人物が十人とか出てくると言うもの。うーん、ちょっと考えてみましょう。確かにいっぱい人物を登場させたい、わかります。けれども、それって読む側としては大変ではありませんか? だって、理解をするのに、ただでさえ文章を読むのに、その上、キャラクターが多い。これはキャラクター渋滞を読者に引き起こさせます。ここで例文。


 太郎は花子に話しかける。しかし、彼女は反応がない。どうしたのだろうと太郎は考えてみる。


 太郎と花子と一郎と次郎が話していた。しかし、彼女は反応がない。どうしたのだろうと太郎は考えてみる。一郎は笑っている。次郎が太郎にこう言う。「花子はどうしたの?」太郎は一郎にこう言う。「なんか知らないか?」「知らない」彼らは考えてみる。


 わかりましたか? どちらが読みやすいか? キャラクター渋滞は長編になればなるほど、慣れるまで起こります。慣れたら良いのですが、それって読者に負担があると思いませんか? こう言うことをこれから書いて行こうと思います。それらは色んな方向のを書こうと思います。

 今回はここまで♪

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