没落魔剣士の救世譚（メサイヴ・レコード)

「おいお前、痛い思いしたくなきゃ有り金全部出しな」
「あ、あはははは・・・・」
少年ーーーエリク・クロフォードは薄暗い路地裏で物盗りに絡まれていた。

とある事情によりティルファニア帝国を訪れていたエリクは、不幸にも金を巻き上げられ無一文に。そんな彼に吉報の知らせが舞い込む。
一縷の望みを持って訪れたそこは、可愛く幼い魔女が営む店だった。

「ボクらは君を歓迎しよう。ようこそ、『お助け屋』へ」

事情を説明するとどうやら採用されたようで・・・・。

数々の依頼を無償で承る『お助け屋』は、今日も多難の風が吹く。


シリアス回突入！

第二章から一週間に一話投稿のペースになります。

第一章を書き終えたら、一度大改稿をしますので。