道州大兵法（どうしゅうだいへいほう）～異現代歴史小説～

　登場人物が次々と出てきますが、どのキャラも個性的で誰が誰か分からなくなるということがない！　まずこの書き分けに感動しました。視点が切り替わっても読者が置いてきぼりにならない親切設計！　ぽんぽんとリズム良く話が進んでいきます。読んでいて小気味良いです。
　また、他の方々も触れていますが、平成にならなかったらあり得そうな時代ですよね……。『ニー対』などむしろリアルな現代に取り入れてみてほしいですよね。それもこれも作者様にリアルな現代に対する深い洞察があるからだろうなとも思ってしまったり。リアルな現代に対する機微がなかったらきっとここまで書けない！
　リアルな現代との共通点がたくさんあって想像し…続きを読む

女性知事同士の戦いが見もの。どうなるのか？
どうせなら盛大にバトルして欲しい。(￣ー￣)
あ、個人的には、イケメン天才車イス男子の青山が好みです。もう、映画化したら配役せるならあの人、と想像してるよん。

異現代歴史小説とは‥。思いもよらない方法だ。未来小説でもないし、現代ドラマじゃ、嘘つき過ぎて笑える。好き放題に、話が作れる。
だけど、ホントに、平成ではなく旭日になっていたら‥と想像すると、確かにあり得るかも。
確かに、先ずは、リクルートですな、現代の革命では。(笑)

歓喜、葛藤、恋。。。
現代日本に生きる人なら誰もが共感するであろう、あわただしい心模様と人模様。それでいて鋭い社会批判も見え隠れしている。続きが待てずに、あれこれ考えさせられる、異色の大河小説！！

ハルさま～ファイト～っ(>o<")！