第17話 山に登ろう 後半

前回のイブクラ。

イブスキーさん、山に登ることを決意して、登山グッズを持っていざ出発。

何度か落ちそうになりながらもようやく登頂に成功。

すると山の反対側に念願の牛の姿が!

これは連れて帰るしかない。

ということで、山をグルッと回り込もうとしたが、アルプス並みの山脈にあえなく挫折。そこで今回は山を登って牛を連れて帰ることにした。



す、すみません。パク……いやリスペクトしたかっただけです。

もうしません、お許しを!

(このネタが分かる方はいったいカクヨムに何人いるかなぁ)


あっ、そうだ。

マイクラの実況はニコニコにもちゃんとありますよ!!

かなり充実してますよ!(たぶん)

だからマイクラを始めちゃった人は、ぜひニコニコの実況も見ましょう!!

(ようつべを連呼していた危機感により、あざとくニコニコ宣伝)




さて夜明けとともに家を出発した私は、前回よりちょろっと慣れた感じで登頂。

帰りのことも考えて、自然破壊など気にせずスコップとツルハシで山を削りまくり、昼ぐらいにやっと山頂へ。

問題はここから。前回下をのぞき込んだ時に気づいていたんだけど、反対側は断崖絶壁となっていて、下りることが難しい。バケツの水を使った裏技があるらしいとは知っていたけど、そんなの出来るはずがない。


なのでここは絶壁を迂回しつつ、下りることに。

もちろん帰りのことも考えて、なるべく登りやすいだろうルートを探し、松明で道標を作る。そうして到着した地上には、牛さんが十頭ほどいたのでした。


凄い順調。

このままあっさり牛ゲットしそうと喜びつつ、懐から取り出す小麦。

途端、周囲にいた牛5頭が一斉に振り向いた。


イヤイヤイヤ、それは多すぎ。ノアさんだって方舟に乗せる2頭だけ選んであとは見殺しにしたわけなんだし、私もノアの爺さんにならって、イブとアダムの2頭だけでいいんだから。


あ、そういえばノアって方舟作った時は推定500歳らしいですよ。さすが人類史上最高売上のラノベである旧約聖書に載っているお方だ(あぅ、完全にキリスト教をディスっている)


ってことでなんとか2頭だけを小麦で釣って、いざ山へ!!

と思ったら、もう1頭釣れちゃったし。

しかたがない、連れて行くか……。



ってことで改めて出発!

小麦に誘われて、私のあとを追ってくる3頭の牛。


      AA       AA        AA

  / /⌒▼ | ㆆㆆ|    //⌒▼ | ㆆㆆ|     /⌒▼ | ㆆㆆ|

 *~L●[[ ω ] *~L●[[ ω]  *~L●[[ ω ] モォ~

   UU~UU     UU~UU     UU~UU

    間男         妻         夫

(スマホ読みしている方には、大変見苦しい絵となっております)


しかしここからが大変だった。

途中、間男と妻が逃避行を開始。

いや、待て、オマエら、浮気は許さん!!

しかたなく引き返して、何とか連れ戻す。


さらに上に行くと、今度は妻の浮気を知って、夫が自殺を決意。断崖の間へと移動していく。山肌を削って夫を説得に戻る。


山頂に着いた時はもう既に夕方で、少々心配だったけれどベッドを置いて横になる。

すると薄れゆく意識の中、私の上に登ってくる牛(-_-)


下山もまた大変。

牛の昼ドラマが何度となく繰り返され、夫や妻がちょいちょい逃亡しやがる。

考えたらリードがあれば楽だったなぁ。でもその頃の私には素材であるスライムボールがなかったから。


というわけで、道中散々苦労して、ついに私は牛をゲットした。


あとは馬とロバと豚と狼と猫とウサギ。羊もまだ捕獲せず。

全てが揃うまで、道のりはまだ遠い。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る