第16話 山に登ろう 前半

召喚獣により私のアイテム倉庫はそれなりに充実。


そしたら、なんかすることがなくなった感(戦えよボケと今なら思う)

どうしたもんかと考えたのち、ふと思いつく。


そうだ、山に登ろう!

小旅行で見たあの山に!

あれは間違いなくエベレスト級の高さがあるはず。

あの山を制覇し、頂点で叫ぶ。


ヒャッハー(・∀・)


落下は怖いけど、何も持って行かなければ問題ないはず。


ってなことで大冒険をすることに。

所持品は、鉄のツルハシ、スコップ、斧、ベッド、松明沢山、食料。

これぞ登山家(・∀・)

必要なものは全て持ち、朝早く出発。


山は西と北にあったけれど、とりあえず北を目指す。

経験値トラップのある小さな森を抜けると、すぐに現れる高い山。


見上げてみて、さっそく自信を無くす。

高い、高すぎる……。


でも今日は登ると決めたのだからと、一段一段ゆっくりと確実に上を目指した。

途中小さな頂きのてっぺんで周囲を見渡し、驚愕の事実を知る。


なんと西にあった山と、今いる山が繋がっているよ(´・ω・`)

しかも東側へとずっと延びているアルプス状態だよ(´・ω・`)


なんか嫌な予感を抱きつつ、さらに上へ。

かなり登って、ようやく一番山頂に到着(たぶん高さ100ぐらい)


ヒャッハー!!(・∀・)

夕日が眩しいぜ。


ってなわけでベッドを置いて、山で一泊。

翌朝なんとなく反対側をの下をぞき込むと、遙か下の方には……。


!!!!!(゚Д゚)

も、もしや……あれは……

間違いない。


牛だ!!

牛発見!牛発見!

とうとう羊と鶏以外の動物さんを見つけたんだ!

これでますます私の拠点は発展をするぜ!


ここで我に返って、現実を見る。


あ……(;´Д`)

奴らを連れてくるのに山岳を越えないと駄目じゃね?


とにかく一回戻ろうと、怖々と山を下りて家へと戻った。

落ち着いて作戦を練る。

山岳を通らないであの牛くんのところに行けないだろうか? 

山を回り込めば向こう側に出られるなじゃないかな?


(根拠はないけど、やれそうな気がする~)


ってなことで翌日、小麦を握りしめて山の下を回り込むようにして移動。

さらに移動。

どんどん移動。

まだまだ移動。


あぅ……ここはどこ……?


完全に迷子。しかも夕方になってしまって、慌ててベッドで野宿。


そうなっちゃいますよねー(・∀・)

(F3で位置情報を見るという基本を知らなかったマヌケなので)


しかたなく途中で置いてきた松明を頼りに泣く泣く帰宅。


今度は反対側から回り込もうとして翌日出発。

結果は、ええもちろん、お察しの通り。


山を登って直線的に牛のところに行かないダメっぽい。

牛ごときに超ピンチ到来。


落ち着け、冷静に考えろ私!

敵は多田野山田……ってどんな変換ヽ(゚Д゚)ノ


敵はただの山だ、爆発するわけじゃない、矢を放ってくるわけじゃない。

ゆっくり行けばきっと大丈夫。


ということで後半につづく。



______


レビュー返信コーナー


2体の召喚獣は現在でもたまに召喚します。

しかし扱いが難しい召喚獣なので問題が発生します。


その1

M「PC版のマイクラってやってみたかったんだよね」

そう言って勝手にクリエイティブモードの別ワールドを作成。

そこでなにやら色々作られ、長時間PCを占拠される(#゚Д゚)


その2

Y「洞窟探検は好きだからいいよ」

だが深いところまで行ったところで、「飽きた」とそのまま放置。

どうするんだよ、これ!!ヽ(゚Д゚)ノ


なので滅多に使えない魔法です(´・ω・`)ショボーン



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