第13話 ストーカー男

ええと、今さらですが、この作品(?)はMinecraftを知らない方に、すべてを説明するような親切な書き方をしてません(字下げもしてません)申し訳ない。もしもそんなゲームは初耳だという方はGoogleもしくはYahoo!で、「マイクラ」で画像検索して、2,3枚見たら「なるほど、こういう感じのゲームね」と分かるかも(あくまでも“かも”)しれません。一応それなりに時々説明を入れてますけど、かなりビミョーかもしれない。


その前にタイトルでブラバって可能性の方が高いから、まぁいいか。相変わらずタイトル&キャッチ&あらすじも適当な上、読者層を絞り込みすぎて自爆してるな、私。ま、気にせず先に進もう。



ええとなんだっけ?

あ、第二次ブランチマイニング作戦か。

残念ながらあんまり書くことがないんだな、これが……(-_-)

洞窟と繋がった部分を避けて、右側を掘り進むことに。さすがに幅10で掘っていくのは辛いので3にした。だんだん掘るのが楽しくなってきた頃で、そもそも地道な作業というのが苦にならない質なので、かなり深いところまで掘った。


すると聞こえてくる恐ろしい効果音。

ボコボコボコボコ


あぅ、マグマ(>_<)


ということで、左に方向転換。そろそろ下に掘らなくてもいいかぁって思って、そこからは下に掘らずにまっすぐに。


すると聞こえてくる恐ろしい効果音。

ボコボコボコボコ


あぅ、マグマ(>_<)


左に曲がったところからやり直して、最初のコースから見て右手へ。


すると聞こえ……


つまりマグマを避けて避けて避けて、まるでモグラの穴のごとく、あっちこっち曲がって曲がっての繰り返し。その間に鉄鉱石と石炭も結構採れた。

ちなみにざっくり書いてるけど、リアルで6日間(一日1時間ちょっと)ぐらいずっと掘り続けていたっけ。完全にゲームのコンセプト無視。その頃になると地上が夜になっていようが気にならなくなっていた。


素晴らしい成長だ私。


まあ、そんなこんなで早く赤い石が欲しいよぉとガツガツ掘っていると、突如聞こえてきたのは……


シャシャ(機械音)


な、なんだ、それ!?

ふと辺りを見回すと、黒い何かがすぐそばにいる。


なにこれ?なにこれ?なにこれぇぇぇぇ!?


さすがの私も慌てて検索し、エンダーマンなるオッサンだってことを知る。

目を合わせちゃ駄目だとも書いてある。


一瞬にして楽しく掘った場所が、青鬼もしくはシザーマンのいる洋館に思えてきた。まじホラーだよ。たぶん今現在でもブランチマイニングした場所にエンダーのオッサンが現れたら、ちょっとドキドキすると思う。


当然私は逃げ帰ったさ、視点はずっと足下で。


しばらく地下は掘りたくないよぉ、赤い石も諦めるよぉ

ということで、ちょっと前からしようと思っていた植林場作成をすることに。


なんでもオークの木は高さ8の所にブロックを置いておくと、変なふうに育たなくて、伐採も簡単になるとか。それまで植えた木はあちこち伸び散らかって、切るのに結構苦労していたんで、まっすぐに高さ7で止まってくれるのはなんとも助かる。


ってなわけで、第二次ブランチマイニングは急遽取りやめて、植林場作成へ。

考えていた場所をいい感じに作って、さて木を植えようとしたその時!


シャシャ(機械音)


マジですかー!?


昼間にも関わらず現れるエンダーさんに大慌て。

急いで家に戻って、震え上がる。


もうしばらく植林場には行けないよ。木材はまだあるし、まだ大丈夫。

ということで、ちょっと前からしようと思っていたサトウキビ生産をすることに。


なんでもサトウキビからは紙が出来るという。

そんな意味不明すぎる設定は無視して、川のそばに自生していたサトウキビを採取して、砂を置き直した川辺に植えようとしたその時!!


シャシャ(機械音)


私、ストーキングされている!!

オッサンにストーキングされている!!(>_<)


とこの時は本気で思ったさ。

なぜならエンダーマンは一体しかいないと謎の勘違いをしていたので。


それからしばらく、何をするにもエンダーマンが現れるのではってビクビク。

今考えたら、目を合わせたら襲ってきて、水を怖がって、やられそうになったらワープして逃げるなんて、ヤンデレ気味のカワイイ設定……って気がしなくもないけど、あの時は本気で怖かったなぁ。


エンダーマン。

それはシャイでヤンデレな、ノッポの黒いお兄さん。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る