第12話 独りは寂しいの巻
なんちゃってブランチマイニングのお陰で、2階建て巨大丸石ハウスの家主となったわけだが、我がワールドに決定的に足りない物があった。
村人全滅
羊2頭
鶏それなり
イカ(あれがイカだと主張するなら、しかたがない認めてやる)ちょっと
モンスターいっぱい
おかしくないっすか!?
マイクラには狼・山猫・豚・ウサギ・牛・馬がいると、よちゅばさん動画では見たのに、そんなものは見たことがないんよ?
狼とか山猫とかは特定のバイオームしかいないらしいけど、牛と豚ぐらいいてもいいに、なんでいないん?
ま、まさか、もしかして、私の世界には存在してないの?(´・ω・`)疑惑。
たとえば何かのバグで発生してていないのだとしたら、今までやってきた私の苦労は全て水の泡。もう削除&作成はしたくない。
だって丸石製で無駄にデカくて豆腐型とはいえ、結構苦労して建てた家だもん。
どさっ!ぐぁっ!というのを何度も繰り返して、心の落下耐性が結構削られちゃってたし(SHIFTキー知らなかったから)
ということで、動物探しの小旅行に出かけることに。
地下に置いたベッドを回収。
ってかドラえもんもビックリな四次元ポケット持ってるよね……。
まあ、それはともかく、松明沢山、ベッド1個、剣とツルハシを持っていざ出発。
まずは羊が2頭いた西へ。
素晴らしき橋(自画自賛)を渡り、崖を登り、無人の村を抜け、松明てやってやっと置きながら、ズンズンズンズンと行く。
なんか森っぽい所に来る。木はオークよりも、忌まわしき記憶の残るシラカバの方が増えてくる。なんかいそうな予感。時々鶏がいて、卵を拾う。
さあ、出でよ、牛!豚!
が、突如現れる山岳地帯。
切り立つ崖にショボーン。あれを超えるのは今はムリだ。
ということで家まで引き返す。そして夕方。
寝る、起きる。
気を取り直して今度は東へ。
草原にぽつぽつと生えるオークの木がしばらく続く。
途中でマグマを発見。
怖いので松明を周りに沢山置いておく。
更に進む。
さあ、出でよ、牛!豚!
が、突如現れる海。
海水にショボーン。やっと泳げるようになったけど長距離はムリだ(精神的に)
ということで家まで引き返す。そして夕方。
寝る、起きる。
気を取り直して今度は北へ。
川を越えて、すぐに森。
森はイヤだ、暗いから。
でも頑張って先に進む。
さあ、出でよ、なんかの動物!
が突如現れる山岳地帯。
切り立つ崖にショボーン。あれを超え(ry
ということで家まで引(ry
寝る、起き(ry
気を取り直して今度は南へ。
ちょっとした小山を超えて、現れる海。
同上。
え、え、え?
牛は?豚は?馬は???
鶏しかいねーよ!
あ、羊が2頭いたけど。
困った。
海か山岳を越えないと駄目っぽい。
私、ピンチかもしれない。
と、ここで再びよちゅばさん動画情報
(あの頃の私は、情報はそこからしか得る気がなかった)
地図っていうものを作れるらしい。
な、な、な、なんだって!?
急いでレシピサイトを開くと、本当にある、間違いなくある。
これは作らない手はないでしょう!!
しかし地図を作るには、鉄、謎の赤い石、紙が必要なのであった。
「あの赤いのゲットしなくちゃ……」
第二次ブランチマイニングが始まる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます