おわび

 その後、いろいろあったけど無事に家に帰り着きました。

 旅行紀 イタリア編

 〜完〜






 どうも。久しぶりの更新である。


 数日間の旅行なら、起こった出来事などをスマホのメモ帳に事細かに書き留めておき、帰宅後それをもとに書き起こす、というのが可能である。事実これまでの旅行紀もだいたいそのパターンで執筆していた。

 ところが。前回更新(二年前。二年前!?)のイタリアは滞在期間実に一週間以上。

 そう、あまりに長かったのである。そしてどうなったのかというと、帰宅後、旅行紀を書く速度を記憶が薄れる速度が上回った。それに伴いやる気は霧散し、大学は卒業し、季節は巡り、実家ではインコを飼い始めた。とにかくいろいろあったのである。そういうわけで更新が止まり、そのまま二年が経過しました。まことに申し訳ない。イタリア旅行についてはもうほとんど思い出せないためここで打ち切りとなります。重ね重ね申し訳ないですが、まああとは飛行機乗って帰るだけだったのでほぼ書き終えていたも同然です。そういうことにしといてください。


 というわけで久しぶりの更新である(二回目)。

 二年も間が空いたのはサボっていたわけではなく――いや旅行をサボっていたと言われたらその通りだけど――つまり旅行をしないと旅行紀は書きようがないからどうしようもなかったのだ。


 いつも一緒に旅行している例の友人も私も大学院生になり、互いの研究室が遠く離れてしまってなかなか会う機会がなかったのである。研究とか就活とかしてたし。いちおう学会とか留学とかインターンを含めればいろいろなところに足を伸ばしたけれど、旅行……旅行? って感じだったし。


 それでも旅行しようと頑張ってはいたのだ。実は件の友人と二人で同じ会社のインターン(往復交通費出してくれる)に申し込み、現地でインターン終わったあとに延泊して観光旅行しようぜ、みたいな社会を舐めきった計画を立てていたのだが、後になってそれぞれが申し込んだインターンの日程が数週間ずれていることが発覚し、計画は水泡に帰した。インターンを複数日程でおこなってくれる企業、大変親切でありがたいですねえ!!!!


 そんなこんなしているうちに互いに就職も決まり、友人は中型二輪免許を取得し、なんと私も取得し、友人は125ccのバイクを買い、私は250ccのバイクを買った。原付ではなくバイクだ。時速30kmの制限が存在しない乗り物だ。そして全力で旅行しようとしていた矢先に例の新型コロナが世間を席巻(激ウマギャグ)し始めた。まったく、旅行していない間も人生にはいろいろなことが起こる。人生とは旅行であるとか適当言っていたのは誰だ。あんまりそうでもないぞ。


 近況の報告も済んだところで、次回は二人でツーリングキャンプである。いつもの旅行とは少し趣が異なるが、まあ貧乏であることには変わりがない。道具も全部密林ゾンアマとかで安く買ったやつだし。

 一泊二日、短めの旅行である。記憶が薄れる前に書くぞ。書くぞ!!!

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