概要
あなたが書いた魔導書《ラノベ》は、1次“戦”考通過いたしました。
【貴作品は一次通過いたしました】
1度も、1次通過したことすらない俺に
ようやく救いの手が差し伸べられた。
だが、俺が通過したのは魔導書の新人賞。
同封されていたのは、悪魔を喚び出す魔導書。
そして現れたのは、見目麗しい悪魔騎士フルカスだった。
小説家にしてやるから、悪魔と戦え!?
いい加減にしろ!
俺のラノベは魔導書じゃない!!
1度も、1次通過したことすらない俺に
ようやく救いの手が差し伸べられた。
だが、俺が通過したのは魔導書の新人賞。
同封されていたのは、悪魔を喚び出す魔導書。
そして現れたのは、見目麗しい悪魔騎士フルカスだった。
小説家にしてやるから、悪魔と戦え!?
いい加減にしろ!
俺のラノベは魔導書じゃない!!
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!現代ファンタジーバトルの新境地。ラノベ執筆=悪魔召喚!?
自分の作品を読んでくれる読者がいるというのは、書き手にとって嬉しいものです。この作品ではその読者がなんと悪魔であり、しかも主人公の書いたラノベが魔道書になるという、トンデモな展開から始まります。
自分の作品をおもしろいと言ってもらえた嬉しさと、ラノベとして書いたはずなのに魔道書として認識されてしまう悲しさ。二つの相反する感情に翻弄される主人公の姿にホロリと涙がこぼれます。
この物語に登場するのは、書き上げた小説が魔道書になる“書鬼官”。彼らは物語という名の呪文を紡ぎ、悪魔を呼び出し、呼び出した悪魔に力を与えて戦わせます。
なぜ戦うのか? それは他の“応募者”を倒し、“戦考(選考)”…続きを読む