概要
古本屋と名乗っているものの、レトロゲームへのこだわりが尋常ではない。
そんな古本屋で、日々ゆるくレトロゲームを楽しむ店長とバイト、たまにお隣さん、の日常。
取り扱っているゲームタイトルを知らない人にもわかりやすく、かつ、遊んでみたくなるよう心がけて書いています。
基本一話完結の気軽な連作短編シリーズ。
【関連作品】
続編はじめました!
『旭川千秋は撃ち落とせない~レトロゲームと古本屋~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882766558
また、ちょっと未来のお話として『レトロゲームと古本にゃ☆』を公開しておりますので、そち
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ゲームやって、馬鹿やって、恋もやって……。
古本屋『ミレニアムブックス』で繰り広げられる、ゲームを交えた心温まる物語。
忘れ去られていったレトロゲームや有名なあのゲームまで、千秋ちゃんを始めとした登場人物が遊びつくしていきます。それはもう年甲斐もなく(笑)
この小説で色々なゲームがあるというのがよく分かって、何だか懐かしい気分を感じさせました。自分の世代にないはずなのに、何故かそう感じさせるのです。
ちなみに好きなキャラは亜也子さんですね。この人のテンションは見ていて楽しかったですね。(恐らく)アラサーなのに高校制服を着込んでますが(笑)
忘れ去られたゲームを思い出したい方には、オススメの一作であります。 - ★★★ Excellent!!!迸るゲーム愛と洗練された文体で織りなすノスタルジー
レトロゲームというマニアックなジャンルで、ここまで万人を引き付ける小説を書くことができる・・・それは1つにはみれにさんの高い文章力にあるのではないでしょうか。
最初の数行を読むだけでぐっと世界に引き込まれ、いつの間にかどこか懐かしいにおいのする古びた古本屋の中に誘われているような感覚に陥るのは、みれにんさんの外連味のない言葉選びと緻密な文章構成によるものだと、読み返して改めて感じます。
ゆったりとした心地いい空気の中で、少し切なくなるような人間模様が徐々に展開され、単話で読むのにも一気読みするのにも適した素晴らしい作品です! - ★★★ Excellent!!!美麗グラフィックに慣れるほど、レトロゲームが懐かしいっ。
有野課長の『ゲームセンターCX』が好きな私としては、ゲームが題材となれば読まないわけにはいかない。――と腰を据えて読み始める。
あれ? バルーンファイトってタイトルに音楽なかったんだと知り、そして『彩京弾』に苦しめられたなぁと苦笑いを浮かべ、マリオ2でルイージが滑りすぎてコントローラーを投げたような記憶を思い出し、個人的にディスクシステムなら名前も忘れたプロレスゲーム(星のマスクを被った奴ばっかり使っていたような気がする)が好きだったな、と昔を懐かしむ。
そしてセガサターンのナイツに大ハマりしたこともあったけなと感慨に耽りつつ、NECのPC―NXって18禁のギャルゲーばっかりっだたよな…続きを読む - ★★★ Excellent!!!昔懐かしいゲーム談義を夢中で読みふけってしまう
ファミコン、PCエンジン、メガドラ…。
いやはや、出てくる出てくる、かつてシノギを削ったレトロゲーム機の数々。
さらにはマイナーなゲームソフトの紹介までこなしており、作者様の膨大なゲーム知識には脱帽するばかりです。
ゲームのあるあるネタから、秋◯県のゲーム販売事情まで事細かく筆記されており、読み物として純粋に非常に面白い!
物語としては、ゲームのあれこれに触れるための狂言回しとして店長やバイト店員が出てきますが、旭川ちゃんが可愛いです。
ちょっとおっとりした感じで、ポニテ。
ポニテ!!(ツボだったらしい)
メイドコスプレしちゃうサービス回もあったりして、これはゲームマニア必読の書です。…続きを読む