概要
史上最大の人殺しの物語。楽園を創造した神様の醜行、恋の物語(完結済)
不治の病がまだ二つだけ残っていた頃、その一つにより目が見えず、病院のモルモットとして生きる少年の病室に一人の女性が現れる。彼女と病の研究の一環として病室で一緒に同居するように命令される。二人は自然と会話をし、互いを理解し合っていくが、彼女はある者の行き過ぎた愛欲により、殺されてしまい、彼もその犯人に殺されてしまう。そこで終わりのはずだった。時間を巻き戻すことができないのなら――。これはまだ国家も飢餓も貧困も戦争もあった時代。世界に不治の病が二つあったころ。恐らく、史上最大の人殺しの物語。いずれ楽園を創造する神様の醜行、恋の物語。繰り返しの現実に苦しみもがきながらも歩き続けた男の物語。※主人公にとって悪い展開ばかり続きます。爽快な恋愛ものではありません。
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