クトゥルフ神話は、宇宙的恐怖(コズミック・ホラー)。
「あまりにも人智を凌駕した、広大で虚無的な恐怖の前では人間の価値観など何の価値もない」といった恐怖感のことを指しています。
学生の頃に、クトゥルフ神話を知り、TRPGで遊んだことがありますが、様々な神話生物や恐怖に対し、人間なんて戦って勝つことなんてできない人間の弱さとキャラが死んだり発狂するのが楽しいゲームでした。
そういう意味では、神話生物と互角に戦ったり倒したりするのは、クトゥルフ神話ではないかもですが、過去に私が書いた作品では、そういうのもあります。
『猟犬の影』
https://kakuyomu.jp/works/16817330668052901526
杉村修【クトゥルー・クトゥルフ】様の企画
第二回杉村幻想短編文学賞
https://kakuyomu.jp/user_events/16818093083665058740
を拝見。
4000文字でクトゥルフ神話を書く。ということに面白さ感じて書いてみるものの、文字数に収めることができない。
『彫像の囁き』
https://kakuyomu.jp/works/16818093084243938320
『歪んだ母性』
https://kakuyomu.jp/works/16818093084297556099
と書くものの、書いていて文字数をオーバーするのは書いていて分かりつつ、放置するのももったいないので、一応書き終える。
4000文字にするには、もっと話を簡潔にしなければと思って、クトゥルフ神話にありがちな探索者が好奇心によって探索するもので書く。
『深き眠りのささやき』
https://kakuyomu.jp/works/16818093084323827795
名前も分からない、姿もよく分からないもので書くことで、クトゥルフ神話作品を読んだ時に感じた。宇宙的恐怖(コズミック・ホラー)らしいものが表現できたかなと思いつつも、それを表現することの難しさを感じました。