https://kakuyomu.jp/works/16817330660127408725 あらすじ
薬学部の大学生・植松護は、就職難に落ち込んでいた。ある日、助けた老人から《人生近道クーポン券》を貰う。研究の成功を願って、護は券をモギる……。
クロノヒョウ様の企画
第46回「2000文字以内でお題に挑戦!」企画
https://kakuyomu.jp/user_events/16817330660112064280「人生近道クーポン券」
を拝見して書いてみました。
お題からストレートに解釈しました。
《券》が入っているだけに、そういうものが無いといけないという観念が自分の中で出来てしまったので、他に解釈をすることができません。
旅というのは、目的地に行くのが目的ですが、その過程を楽しむものでもある。
なら人生の目的は、何でしょう?
人生が旅なら、目的地は《死》ということになる。
どこかで野垂れ死ぬ。
自宅で一人で死ぬ。
死という目的地に向かって、今日も生きていく。
そう思うと、何だか人生というのは哀しく思えます。
生まれてさえこなければ、死に向かうこともなかった。
生きていることは楽しいことだと思った時もありましたが、今はネガティブに考えてしまう。
疲れると、そんな風に思うこの頃です。