黒石廉

勇気を振り絞ってミサキに告白したものの「強い人が好きだから」とすげなく振られてしまった僕は、近所のジムに入門する。青春スポ根NTR小説。「第二回NTR小説フェスタ」によせて。

コロナ禍明けの初海外は台湾旅行にしました。 親日で日本語が通じる、食べ物がおいしいという事前情報は本当なのか。 筆者が体験した情報を書いていきます。行った先の観光情報よりも立ち回…

時間怪盗により人々の時間が盗まれる現代日本。 記憶喪失の乾マサトは私立探偵の助手として、少女探偵・破嵐ウイヒメを支え、お守りしている。 時間怪盗が現れたとき、乾マサトは仮面バトラ…

　夕暮れの新宿歌舞伎町の路上で若いホストが急死する。現場にいた通行人は彼の身体に大量のムカデが這い回るのを見た。あまりにショッキングな状況に死因が報道されることはなかったが、ホス…

酔っぱらいながら書いたエッセイ。 思い出、こだわり、好きなもの嫌いなもの、最近の出来事や思うことなど。 性格の悪い酔っぱらいなので、基本口が悪いです。 1話完結型。どこから読ん…

地球温暖化や魔王の侵略、高度な知能を持った魚類により人類の文明は後退した。地上の大部分は闇の油で揚げられしもの、通称揚げ者が跋扈する世界になった。 ある日、教会の揚げ者狩人、台場…

オールドタイプ魔法少女モノ。 〈あらすじ〉公募用、順次更新 　主人公、男子学生の魚骨ササルは、偶然にも怪異事件に巻き込まれるが、「燃えるウグイス」と通りすがりのヒロイン、中二ヶ…

アル中が酒について思うこと。 おつまみなど、食べ物の話も少し。

和仁 透は大野 竜弥率いる悪ガキ共に追われて廃線のトンネルに逃げ込んだ。 長く暗いトンネルを抜けると、そこにはのどかな山里の風景が広がっていた。不思議なことに里には人影がない。 …

竜狩りの季節、到来！ 熱線を操る天才魔術師、狂気の剣鬼、学者肌の騎士、謎めいた村の古老が続々と大邪に挑む。そしてその業を大邪の鱗に刻んでいく。 屍の山の上に、竜殺しの名誉を誇るの…

中国書専門ブックカフェ烏鵲堂（うじゃくどう）の店主、曹瑛の前職はプロの暗殺者。 戦いの末に平穏な人生を手に入れて、ブックカフェ経営を始めるが、何かと裏社会のあれこれに巻き込まれて…

獣医師(女)、初産で気づきます。 「霊長類の妊娠・出産って、他の動物と比べてハードすぎるだろ！」 なぜ人を含む霊長類は難産なのか？　そんな生存戦略をとったのはなぜ？ 自身の…

僕は、朝に僕に立ち向かおうと思う。頭に浮かんだことをただ書く。ウィットも、変態も、なにも意識しない。僕のための言葉をただ書きたいと思った。言葉が僕を作っていて、形作られたそのまま…

近況ノートに代えて （各作品の読了後に読むと、背景が少し分かるかもしれません。エッセイに近いですが、補助資料として置いておきます）

ホラー短編をオムニバスとしてまとめました。 それぞれ独立したエピソードとしてお読みいただけます。 ※過去公開作品のリメイクもあります。

昭和初期 大陸出身の料理人と娘

紙の産地として知られるその小さな町は、自然に本にまつわる職人たちが集まって、ますますその名を高めていた。 町が紙づくりを始めるそれ以前から住んでいた「泉のそばの魔女」は、今は薬屋…

天使と犬の話です。 スクリーンヒー口ー杯《フェスタ》 #スク口ー杯 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093078561133009 に参…

化け猫に七代祟られている家の七代目、高校二年の鍋島啓太。 お隣に住む幼馴染、七生八重子が交通事故にあってから、なんだかへんなんですけどね。 七話完結。

これで何もかも終わり……。 死ぬ筈だった私は、不思議な二人組に救われた。 一人は霊能力者の可憐ちゃん。もう一人はボクサツ君とかいうクレイジー野郎。 最初は余計な事をするなと思った…

「第四回こむら川小説大賞」によせてKUSO小説を書きました。ガバガバなトンチキSFです。

「まほろば水族館へようこそ」 館長の鮫島は丁寧にお辞儀をした。 航平と湊は小学校最後の夏休みの思い出に、海沿いにある廃校を探検する。月明かりに照らされた廃校に忍び込むと信じられ…

短いおはなし三篇です。タイトルのまんま、どれも夜のはなしです。 2024年7月29日よりnoteでも公開しています。

秋待諷月さま主催『ペンギンＳＦアンソロジー』参加作、書き下ろしです。 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093072976348283

※昨今のコロナ禍を思わせる描写があります。不謹慎、不快と思われる可能性がございますのでご注意ください。 僕はばーちゃんとふたり、この島に暮らしている。 生まれてからこの方、一度…

今から千と数百年前のこと、古代マヤの大国ティカルを治める《結い目》の王家に、骨肉の争いを繰り広げた兄弟がいた。 兄は、大切なひとを守るために、弟は、誰かが慕ってくれた己の在り方を…

暴力！暴力！の話です。第一回大暴力小説大会に参加しています。

斯くして終末は訪れた。類い稀なる歓喜よ。満々に帆を張ってカミオカンデの海を泳げ。雀躍たるニュートリノの放散は溌剌たるエントロピーの拡大とともに無間地獄の阿鼻叫喚を貫通し、ヴァルハ…

8年間務めた広告代理店を自主退職した宮野伊織は元同僚から奇妙なバイトを紹介される。 それは観光にやってくる中国人のガイドをすること。 やむなく引き受けた伊織だったが、やってきた相…

目を覚ますと、白い壁の部屋にいた。 大きな窓を覗きこむと外は果てしない大海原だった。いったい誰が、何故、私をここに閉じ込めたのか。 私はこの白い牢獄から解放される日がくるのだろう…

＊カクヨムWeb小説短編賞2022 短編賞受賞作品 学校では陰湿ないじめに遭い、家には母親の連れてきたろくでなしの男がいる。 狸穴（まみあな）神社にある縁切り地蔵にお供えをする…

上原美月は旅に出た。夢に見るのだ、あの島を。 ＊登場する島は架空の島です イメージソング: OneRepublic - Someday

　とある世界に他国からの侵略を受ける国があった。国の立て直しのために生き残りの王子が助けを求めたのは……掃除好きの霊感大学生だった。 　異世界の救世主と王子様の助っ人は、外見詐欺…

小説を書くことについて考えてみた。 誰に読んでもらうともない、一年毎の活動の振り返り備忘録。 2020年４月から創作小説を書き始めての軌跡。

長らく創作活動を続けてきた作者の同人誌制作の思い出話や、即売会での悲喜こもごも、創作あるあるや小説界隈と日々考えていることを思いつくままに綴っていきます。昭和のオタクには懐かしい…

26歳の東城里子はモテない。訳ではない！　剣の道に生きているから出会いがないだけだ。多分。きっと！ 里子はある日、近所の湖で凶暴な大型犬から絶世の美女を救う。里美は美女に“無視出…

千年の寿ぎペルナ帝国を陥したのは西方の辺境国ギレン。僭王の捕囚となった石工ヤーシュは証言する。

あすか幼稚園の園庭には、樹齢百年のアラカシの大木が生えている。 心地よい木陰を提供し、秋にはどんぐりを実らせ、親子の居場所となってきたアラカシ。皆に慕われてきたが、ある年伐採され…

テーマ『はなさないで』の予定でしたが、 ちょっと違う気がしたので寝かせて推敲してました。 1985年3月。 KAC20244の『ささくれに絆創膏』の二人のその後。 『ささくれ…

KAC20247参加作品です。 ポン太くんの話は、KAC2023でも書きました。🍌イベントがあると出てくるシリーズです。

もうええわ、叩く強さに呼応する答辞のようにきれいな別れ 第一回大暴力小説大会参加用作品です。

テーマ『ささくれ』 1984年の初夏から夏にかけて。 複雑な家庭環境。男の人が怖い、早瀬優実《はやせゆみ》。 中学三年、春からときどき見かける男子にシンパシーを感じていた。 …

世界の終わりまであと七日となった世界で、主人公はある決断をして、彼女に会いに行くのだが・・・

　どこから読んでも大丈夫です。 　気になった項目からご覧下さい。 　ろう者、難聴者、聴覚障がい者に関する情報を、発信、共有していければと思っています。 　基本的には、毎週木曜…

蒼と伊勢谷君は付き合っている。でも付き合うには条件があった──他の女の子が寄ってきても口出ししないこと。 ジミ女と、モテ男の、雌雄（しゆう）の思惑渦巻く純不純文学。

テーマ『〇〇には三分間にやらなければならないことがあった』 とある作品の主人公二人の十年後。(該当作を読んでいなくても問題なく楽しめると思います。) ……のつもりでしたが。…

小説を書く理由は、人それぞれです。 かく言う私は、自分のために小説を書いています。 自分のための物語を書き、挿絵を描き、装丁して、本棚に置く。 このエッセイは、その夢を叶えるま…