烏鵲堂事件簿

作者 神崎あきら

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★★★ Excellent!!!

【読む前に”巻き込まれる理由”を予想】
やたらと頼りがいが、あり過ぎるせいなのではないだろうか?

【印象に残った、感動、凄いと感じた部分】
ため息が出るほど巧い。一話目を拝読させていただきました。いろいろ気になるタイトルはあったのですが、開店時のお話が一番気になりました。一話がたった三ページしかないのに、読み応えが充分あります。物語の中に、無駄な部分が一切ない。例えば強盗のくだりで、曹瑛さんサイドで何があったのかを書くことは可能だが、後から何があったのかが分かるスタイルとなっている。コメディの在り方が面白い。無口で真面目な人に、どうコメディを掛け合わせるのだろうかと、読む前から好奇心でいっぱいであったが、真面目だからこそ笑えるという部分が凄いと感じた。特に中華鍋の部分が好きである。だが、この物語の一番の凄さはそこではない。全てが伏線として繋がっていることだ。そこに加えて、元リーマンと主人公の信頼関係の強さを示すようなエピソードが、ちょいちょい挟まっているところも見どころの一つである。登場人物一人一人の描写も丁寧で分かりやすく、特徴もあり、それぞれが活き活きとしているところも素敵だな、と感じた。

【物語のその先を妄想】
伊織さんは指輪をどうしたのだろうか?とっても気になるところです。あらすじや全体の感じから、次から次へと事件に巻き込まれていくのではないかと思われる。是非とも続きを拝読し、感想の続きを書かせていただきないなと思っております。巧く感想が書けないほど、素敵な作品でした。

★★★ Excellent!!!

本編の「東方伝奇」、そしてスピンオフの「異聞」と合わせて読みたい、3話完結の事件?モノです。神保町のブックカフェ「烏鵲堂(うじゃくどう)」に集まる個性豊かなメンバーたちが、入れ替わり立ち替わりキナ臭い事件に巻き込まれたり、みんなで集まって美食倶楽部が催されたり…。

とってもサクサク読めるのでがーっと読み進めたいところですが…
ところがどっこい!そう簡単に進ませてくれません(笑)
コメディタッチとはいえ、淡々と落ち着いた語り口は本編のまま。それでいて繰り出される、イケメンたちの「えーーーっ!?」な行動の数々!!!それ、やる!?その、服???そこへ、行く!?!?本人たちはいたってマジメだったりで、でもそれがまたおかしすぎて、公の場所で読むのは注意です!!
面白すぎるのと、たまにほっこり和んだりもあり、「東方伝奇」とともに絶対楽しみたい作品です!!

★★★ Excellent!!!

アクションあり、笑いあり、飯テロありの今作は、神崎あきらさんの東方伝奇の続編となる物語なので、東方伝奇を読んでから入ることをおすすめしますが、登場人物紹介もありますし、読みやすい世界観で、読んでいるうちにキャラクターの性格が掴めてくるとは思います。笑


主人公の心優しい伊織くんは、可愛らしすぎてまだ20代かとうっかり思ってしまいそうなほど魅力があり、なんてたって、相棒となる中国からやってきた元暗殺者の曹瑛こと瑛さんは、男前でアクションの時と食への貪欲さのギャップに萌えること間違いなし! 
また、本編に続くこの凸凹コンビだけでなく、常連の個性豊かなキャラ達にも目が離せません!!

比較的女性向けですが、色んな角度で楽しめる要素は満載なので、まだの方は是非読んでみてください!!