久保良文

あまりエッセイや創作論にレビューすることはなかったのですが、今回はご紹介したくなりました。 多くの漫画・アニメを視聴された作者様が『脇役・やられ役』について語っております。しかも…続きを読む

表題にあるように怖さを追求したホラーではなく、おどろおどろしい怪異に対して主人公たちが活躍する、言うなれば怪奇活劇のような物語です。 私はダークファンタジーとして読ませていただき…続きを読む

これまであまり大っぴらに公言しておりませんでしたが、WEB小説における『妻（夫）や恋人が浮気しました』という話は結構好きで、それなりに読み込んでおりました。 ただ、その多くが『浮…続きを読む

物語を通して、読者に何を伝えたいのか。 そういったテーマ性が伝わってくる、とても面白い物語でした。 『にんげんホイホイ』という舞台装置によりつくられた終末のような世界観がとても興…続きを読む

題名にある通りに『忍者』が主人公です。 昨今、忍者といえば国内にはとどまらずに海外でも人気のコンテンツ（というかジョブ？）ですが、このように思った方もいらっしゃるのではないでしょ…続きを読む

嘘偽りなく正直に言いますと、読み始めて開始三行で一度ブラウザバックしました。 けれど一話も読み切らずに判断するのは悪いかなぁ、なんて生意気なことを考えて再読しますと……いや、おみそ…続きを読む

非常に面白いです。一気に読んでしまいました。 魅力的なストーリーもさることながら、構成という点で、とても丁寧に組みあげていらっしゃるように感じます。 先の展開・結末を明確に構想して…続きを読む

キャラクター達がとても魅力的です。物語上の役割を与えられただけの登場人物達が、淡々と話を進めていく――というわけでは決してない。それぞれの想いや主張が確かにある、一人の人格としてキ…続きを読む

面白いです。退屈を振り切るように車を走らせる、そんな話の疾走感がラストに爽快な気持ちにさせてくれます。ところどころの言い回しにもユーモアを感じて楽しく最後まで読ませてくれます。 非…続きを読む

とにかく主人公格二人の恋愛にドキドキさせられます。途中でハラハラもします。キャラクター達が魅力的です。イケメンなローマやゲルマン人に浸りたい方、健気な主人公に感嘆したい方は是非。

最初はまったくつながりを感じさせない二つの視点から、読者はあれこれと物語の核心へと思い馳せていきます。そうして徐々につながっていく物語は、きっと読む人をアッと言わせることでしょう。…続きを読む

簡潔でスッキリとした文体は、夜の静けさと物語の中の悲哀を強調します。 それだけではなく、何処かしら柔らかい語り口は登場人物たちの慈しみを感じさせてくれました。 綺麗な物語でした。…続きを読む

猟師と研究職のお話。 一言で簡単に説明するとそうなってしまうのですが、その背景にはしっかりとした世界観があります。舞台に揺るぎがありません。 土着の風習や社会事情、そういったものに…続きを読む

おそらく、この物語を読んだ方は様々な意見をその胸に持つことになると思います。訴えかけてくるテーマがこの物語にはあります。 命は大事です。 それを当たり前だと言う人は多いでしょう。し…続きを読む

web小説でミステリー、しかも読者への謎解きを呼びかける作品となると、ブラウザバックなどの煩雑さから、ときには考えることを放棄して解答編を読んでしまうことが私には多々ありました。そ…続きを読む

四つの人生があり、四つの文章があります。それぞれが自らの人生を語っており、そのどれもが響くように伝わってきました。
おススメです。

読み進めながら「いやいやいや」「ないないない」なんて思いつつ、笑いながらサクッと読めます。なにより登場人物達が魅力的に描かれています。 読後には笑顔になれるような作品です、おススメ…続きを読む

推理小説のレビューって難しいですね。どんなジャンルの小説よりもネタバレに注意しなければならないので。 分かりやすく謎を描写されております。簡単という意味ではなく、要点をおさえた問題…続きを読む

作品に引き込まれて、まるで自らが心霊スポットに潜入した気分になります。それほどの描写力がある作品です。 ただ「こわい！」と叫び散らすような恐怖ではなく、じわりじわりと真綿で首を絞め…続きを読む

カクヨム三周年記念選手権に参加作品ということで、お題があり、四千文字という字数制限があるなかで、それでも起承転結キチンとした物語です。 学生時代の少し情緒が不安定気味の心情や、社会…続きを読む

ヒーローである『雨之介』に愛嬌があり、好感を覚えます。キャラクターも立っていると思います。まるで少年漫画雑誌の読み切り作品を読んでいる感覚でした。楽しかったです。

とっても短い文章なのに、登場人物の言動が、なぜそうしたのか、理由が理解できるからすごいと思います。まさかの結末、といった表現も不自然な点なく、ストンと入ってきたので尚更です。 見習…続きを読む