王子と私

作者 青瓢箪

35

13人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

そんなバカな!
まさかの展開の連続にどんどん引き込まれる。

そんな突拍子もないことが起きているのに、日常的な雰囲気で語られているから違和感がなく読めてしまいます。

教養や哲学とは無関係のドタバタ話。
チチ揉まれて始まる恋もあるみたい。
(ただしイケメンに限る!)

★★★ Excellent!!!

主人公のキエコは息子を保育所に通わせるシングルマザー。
彼女の明るくて軽妙な関西弁と、十年前のロイヤル式セクハラという笑いのネタ、ガールズトークで盛り上がれる女友達の存在などから彼女が生き生きと毎日を送る様子が伝わってきますが、時折襲ってくる焦燥感や日々全力で駆け抜けている生活への無意識的な疲労など、すごくリアリティを感じさせます。

そんな彼女が再会した、超美形の外国の王子様。
エキゾチックな容貌や悲劇的な立場、そしてそんな彼がキエコの元を訪れるという非現実的なシチュエーションが彼女に夢を見させてくれます。

リアルと非リアルのバランスが絶妙なストーリーですが、最後は夢物語のように終わるのか、はたまた現実に戻るのか。
等身大のシングルマザー、キエコの選択を見届けてください!

★★★ Excellent!!!

たとえば平凡な俺にいきなり美少女がやってきた的な物語がありますよね。

日々家事や育児に追われる大変なお母様方が見るのは、もしかしたらこんな夢なのかもしれないと思わされました。

異国のイケメン王子様に見初められる。

夢を抱いてもいいじゃない!

それでもやっぱり大人なので、現実的で打算的な結論を出すのです。

夢は夢で現実は現実。

でも泡沫の夢を見れるから、がんばれる。