最初はまったくつながりを感じさせない二つの視点から、読者はあれこれと物語の核心へと思い馳せていきます。そうして徐々につながっていく物語は、きっと読む人をアッと言わせることでしょう。おススメです。
ライトノベルが好きで多くを読み漁ってきましたが、読書歴の中で一番印象深いものといえば時代小説だったりします。渋い老人がたまらなく格好いいと思いつつ、子供が夢を…
まじで面白い。最高に面白い。くっそ面白い。語彙力失う面白さでした。ミステリでもあり、サスペンスでもあり、人間ドラマでもある作品。全の章と一の章、二つが交互に展開されていきます。全の章では、不思…続きを読む
全の章と一の章、ふたつの視点が交互に描かれいく構成が面白い作品です。一気読みで読了しました。ぐぐっと引き込まれてあっという間です。まったくちがう世界観に思えるふたつの章が交差していき、やがてひ…続きを読む
『全の章』はとある村、しかも何だか不思議な風習がある村のお話。『一の章』は国家が財政破綻し、地方自治で運営される、どちらかと言うと現代に近い場所でのお話。まるで違う『全の章』と『一の章』で起こる…続きを読む
ふたつの全く異なる世界でそれぞれに繰り広げられる物語。全の章で語られるのは、不気味ですらある『村』の存在とそのしきたり。それは概念に凝り固まって行き過ぎた世の中を見せられるようで恐ろしい。一の章…続きを読む
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