……とんでもないユーモアの塊です。真剣にこの作品と向き合うと、とても深いような気にもさせられるし……なんでしょうかね。この感覚は。しかし、確かに言えるのは文章に確実な『力』があります。小さくまとまった作品しか書けていない自分には、大変に勉強になりました。オススメです。
ぶっ飛んだ世界観です。しかし根底にあるものは、事実です。牛、タピオカ、SNS、コメディアン、ヴィーガン……。風刺的なテーマをコミカルかつ真剣に描いた一つの真実。ぜひこの機会に目を向けてはいかがでしょう。
某SNSの流行がわからないと理解できないかもしれません。ただ元ネタがわかっていても理解を上回ってきますが。ネタが何もかもカオスなのに筆力がやけに高いせいでとにかく"圧"があります。読めばわかります。読みましょう。そして慈悲の心で牛を殴りましょう。