永風

乗員は6名。脱出ポッドの定員は2名。 生きる者と死ぬ者を、どうやって分ける？ ※この作品はLINEノベルにも掲載されています。

その日、私の小説の発行部数が百万部を突破した。 出版不況と言われる昨今では非常に珍しく、また喜ばしい出来事だ。 しかし私の小説には、改善すべき問題点があった……。

すべてはおちんぽのためだった

☆;+;。・゜・。;+;☆;+;。・゜・。;+;☆;+;。・゜・。;+;☆;+;。・゜・。;+;☆ 何の運命のいたずらか、本作が第五回ネット小説大賞のグランプリを受賞し、宝島社…

昔書いた短編です。 置き場がないので置いておきます

　2015年、『タイムストーリー　1時間の物語』（偕成社）という児童小説アンソロジーのために書き下ろしたSFホラー短編。ただのホラーでは甘い、子供のトラウマになるようなとびきり恐…

T企画参加作品です。 【追記1】 ミステリー作品投稿後1週間で起きた奇妙な出来事を綴る にて、この作品に関する小話のようなものを紹介しておりますので、よろしければそちらも是非是…

大学生になった桃子。前の席に座っていた美人さんに、仲良くなりたいと思って声をかけてみたところ……

その国には死刑よりも重いと言われる刑があった。内容も正式名称も一切不明。ただ、「女の子と一緒に過ごす刑」という俗称を付けられているという極刑である。 ある時、とある男が殺人の容…

二人が初めて出会った夜の出来事。 （ほんの少しミステリー要素あり）

　幼馴染の柊と春陽。 　保育園の年長にあがったばかりの彼らには、熱中していることがあって…… 　正反対だけどずっと一緒にいたふたりの、甘酸っぱくてちょっと切ない、日常の一ページ。…

　不幸な少年ロメオの話。貧乏なうえにほとんど目が見えない彼の人生は、幸せに終わるのか？

結婚適齢期を過ぎたふたり。 まだ寒い春。けれど、すぐそこに来ている春。

ある日の昼下がり、雑誌記者の私の目に映った、何気ない光景。 それは私に物語を想像させる。そして、私は物語を創造する――ちっぽけで壮大な物語を。まるでそれが何かの「ミッション」であ…

色の無い夢を見る「わたし」のお話。 ちょっぴり不思議で、ちょっぴり怖い、ＲＡＹのホラー。 よろしければ、３分間、おつきあいください。

愛する人を守る為に猫になった少年の話

「私より先に死んでください」 　それが、私と結婚する彼女が提示した唯一の条件だった。 　普通、こういうものは「私より先に死なないでください」と言うのじゃなかろうかと思い、そ…

ある朝、幼馴染の声がゴジラになっていた。 2018/02/28 スニーカー文庫《俺のラノベ》コンテスト＜笑える話＞部門にて特別賞に選ばれました。 ありがとうございました！…

「一週間で8キロだ」 好きな人のためにダイエットするかわいいラブコメ……のはずが！？ 彼女は、どうやって奇跡を起こしたのか。 ラスト一行があなたを戦慄させる、新感覚ラブコメ…

突然、「死ねばいいのに」と言われて、「よし、死のう」となる人間は居ないと僕は思うので、つまり、君が言う「死ねばいいのに」という言葉には、きっと何の意味もないんだよと、僕は極めて論…

　クソのように積みあがったクソのような残業を終えて深夜０時過ぎにやっと自宅に帰ったら部屋からあらかた家財道具が消えていて、ついでに婚約者も消えていた。 　思えば何事につけ、ちゃん…

掌編です。