【短編】女の子と一緒に過ごすだけの簡単な刑

作者 レーネ准将

671

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★★ Very Good!!

「死刑よりも重い」かもしれないけど、正直なところ「極刑」とは違うかな~と思いました。

ハマってきたところで切り捨てる。悪女がやりそうなことですね(笑)
ありそうだとは思わないけど、突然家族を失った遺族の気持ちになることはできるかもしれません。すごくコスパが悪いから。

『とある科学の超電磁砲』にこんな感じのシーンがあったな…なんて思ったりしました。

★★★ Excellent!!!

 テーマというべきか、なんというべきかわかりませんが、作品の根底にあるのは『愛』なのは間違いありません。
 しかし、受刑者という存在にはたして『愛』は向けてもいいものなのでしょうか。

 誰かを愛し、他者から愛される。
 そんな普遍的な事ですら、僕達は感動してしまう。それが特別だと感じてしまう。
 だからこそ、それが与えられなかった者にとっては『祝福』のように感じることでしょう。

 幸せを享受するということ、それを拒むことはどんな人間にも出来ないことです。
 それが与えられなかった主人公に、それが与えられる。一見、『慈悲深い』刑のように思えるのですが、そこから一転するというのが見事な作品です。
 改めて、短編の良さを感じる作品でした。
 

★★★ Excellent!!!

 殺人を犯した男は「極刑」として一人の少女といっしょに独房で過ごすことになり・・・。
 よく練りこまれていることを感じさせる設定と次々と先を読ませる筆力に作者の力量を感じます。
 登場人物が日本人なら『世にも奇妙な物語』あたりに実際に出てきそうな作品。
 それにしても「女の子と一緒に過ごす刑」とはいったいなんなのか?
 それは読者の皆さん一人一人が実際に読んでお確かめください。

★★ Very Good!!

短編にはMAX星二つと決めてあるので、この評価です。もっと続きを書いて頂いて、長くなれば、星三つを改めて考えさせてもらいます。
ネタバレになるので詳しく書けませんが、主人公の3年後、5年後、10年後を書いて頂くと、非常に面白い小説になると思います。
一読者の厚かましいお願いですが。

★★ Very Good!!

彼女たちと過ごすことで、殺人鬼にも初めて愛情が芽生え始める。一見良い話に聞こえますが読めばラストで「死刑より重い」という言葉に納得すると思います。一緒に過ごす彼女らに隠された真実。一度育んだ感情や思い出は忘れきれない。とても胸が締め付けられるような一作です。精神的に追い詰めていくスタイル。この後の主人公を想像すると辛い……「その後」を考えさせるのもこの短編の良さかもしれません。

★★ Very Good!!

死刑は極刑か? 本作はその疑問に応える一作だ。
ある男は殺人を犯し、死刑よりも厳しい刑を受けることに。男が受けた刑罰は、女の子と一緒に過ごすことでした。
とつぜん始まった穢れ無き少女との生活は、殺人を犯した男の心を癒していく。
幸せと思えるようなことが、どうして死刑を超える罰だと言えるのか。その結論を知るまでは見逃せない。

★★ Very Good!!

それを刑罰だと言うなら、一見しただけでは何の苦痛もなく、むしろ幸福な時間のようですらある。
愛らしい女の子と一緒に過ごすだけ。
彼女の笑顔や、言葉、仕草。その全てに少しずつ心の堅く閉じてしまった部分が解けていくのを感じていく、その一分一秒はどれだけ暖かいものだろう。

だからこその極刑なのだ。

決して忘れてはいけない。
これが刑罰であることを。

★★ Very Good!!

少しでも良心が残っていれば極刑といえるだろうが、真の狂人に対しては、その本質まで辿りつかずに終わってしまうだろう。
と考えたところで、またそれも繰り返されることを思えば恐怖でしかない。そういう意味でも極刑かもしれないと気付いた。
発想はたいそう面白いが、主人公が意外と普通の感覚すぎたところにあまり納得のいく描写がなかったために☆2つ。