心理描写が良く、面白かったです。ラストまでの流れが凄かったです。結末に震えました。
久しぶりにこちらの小説を読んで泣きました。その涙の先にあったのは少しの恐怖ですね。永遠に繰り返される、というオチには驚きました。
これはすごい刑罰ですね。確かに間違いなく、「女の子と一緒に過ごす刑」です。女の子の事を思うとすごく複雑な気持ちですが、彼女が幸せを感じるならば何も言う事は出来ないです。
これ程優しく恐ろしい罰はないでしょう。未来は発狂か絶望しかない!
抉り抉り、抉り返す。そんな展開。そもそも刑罰は何のための物かを考えさせられます。あくまで法は抑止のためにあって、人を壊してはいけない。 アルビノの少女という設定がその異様な世界観をさらに際立たせています。
確かにえげつない刑罰ですね……オチは予測できたものの、リンドウの心中を思いやると……素晴らしい作品です。
良い点。ストーリー、設定。ダークな話ながら面白いと感じた悪い点。ボリューム、もう少し細やかな設定、サイドストーリーが欲しいと感じしまう。
極刑かどうかはともかく、辛いのは確かですね。幸せを享受すればするほど後に来る不幸はより一層重くなる。今後の主人公がどんな心境を抱き、どんな行動をとるのかが気になります。
父性をくすぐられる、とても面白い作品です。この極刑は胸が裂ける……。タグとあらすじを見たときにストーリー展開が予想できたのですが、それでも、心によく残る良い作品でした。
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