何のために生きているのか、そう悩んだ時に「人はオチンポのために生きているのだ」、と考えてみる。それによって救われる人もいるのかもしれない。そう思わせてくれる作品。私は生きる目的をまた一つ見つけられました。
「火の鳥~未来編~」のレイ・ブラッドベリがイメージとして浮かびました。タイトルからは想像も付かない、遺伝子乗り物説を骨子にした正統派SFでした。感動のあまり、読み終わった直後は「さよなら、ジュピター」と「こんにちわ、おちんぽ」の区別さえつかないほどです。今はつきます。この作品の影響で、私の中でのおちんぽのイメージは完全に払拭されました。なんだか街中に出て「おちんぽ」と大声で叫んで回りたい気分です。これは今でもです。
利己的遺伝子論とか哲学とか内側に在るものを一切出さずに淡々と簡潔に終わらせてるのが何気にすごいのかも。一話完結で読みやすいので是非。
ずるいキャッチーとも思いましたが、中身はとても面白いSFです。是非このまま続きも読みたいと思いました。それと同時にこの小説、レビューのレベルが半端ない……。
しかし中身は本格派ギャップがw
タイトル酷いけど中身がガチすぎてw妙に生々しくてなんか嫌な世界だ。
今の世相では草食だとか、絶食だとかいう男性が増えてありそうで怖い未来です。怖い
タイトルだけを見ると下ネタかよ!と突っ込んでしまいそうですが、内容を見ると実はそうじゃない。遥か遠い未来に有り得そうな世界観、自分自身の境遇と己の分身に対する様々な思い。読めば読むほど複雑な心境なってしまう不思議な小説でございました。人間味溢れるSF小説としてお薦めしたい一作です。
息子の未来は明るいな!(白目)
読み終わったあと真顔になった。こんな未来は嫌だな。
卑猥さは微塵も有りません。SF好き、短編好きの方には、読み逃して欲しくない傑作。賞賛に相応しい言葉を思い付けません。今すぐ読んで!短編にはMAX2つの信条なんですが、これは文句無しで3つ。これから他の投稿作品を読みますが、更新履歴を見ると一様に古いので、カクヨムを敬遠されたのか?と不安になりました。でも、レビュー歴を確認して安心しました。他の投稿サイトにアップしている作品が有るなら、是非こちらにも。IT難民で老齢の私にとって、他の投稿サイトを探るのは苦痛なので、宜しくお願いします。
これはひどい!こんなタイトルがあるか!と思って開いたら謎のSF感。僕はこの物語の世界はどうしてこうなってしまったんだろうとか色々考えてしまった。
超短い。タイトルを気にせず読んだほうがいい。あっとおどろく設定。
究極の種の保存とは、究極の形でなされる。それが、この小品の中で明かされている。
多分、効率を突き詰めるとこうなるだろうなっていう内容でした。これはきっとありえそうな世界なので、結構笑えないかも;
何と言うか、ある意味現代がたどりそうな未来世界のお話です。タイトルはひどいですが。
下ネタだと思って読んだら素晴らしいディストピア小説でした。何のために生きるのか、何のために働くのか、人間は人生に何を求めているのか、最終的に人間の欲求はどこまでシステム化されるのか、おちんぽのおかげで考えることができました。素晴らしい作品をありがとうございます。
題名のインパクトがないと読みそうにないけど、題名で損してる。そんな感じ。
「微妙に歪んだドアを開けて……」この出だし、最高です。しびれました。微妙に歪んだドアの先にあるのは、きっと微妙に歪んだ世界なのでしょう。普遍的なテーマ(生殖と自由意思)も、歪んだ世界においてみると、まだまだ異彩を放つんですね。そんなことを感じました。この「おやすみ……」はアイデア、文章力、作品の長さの三拍子揃ったキレのよい作品に仕上がっていると思います。一読して、正常な世界に戻れば、ある種の幸せを感じるのではないでしょうか。私は切り離すのは、やっぱり嫌です。
人はなんのために生きるのか?種の保存のため?それとも、社会のため?そんなつまらない人生を皮肉に嘲るのがこの小説だ。