概要
「死ねばいいのに」と君は言った。だから、僕は死ぬことにしたんだ
突然、「死ねばいいのに」と言われて、「よし、死のう」となる人間は居ないと僕は思うので、つまり、君が言う「死ねばいいのに」という言葉には、きっと何の意味もないんだよと、僕は極めて論理的に告げると君は頬を膨らませて、「いいから死ね」と僕を罵ったんだ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!面白かった……
感想やレビューにも目を通し、色々と推敲された作品なんだと改めて認識。
怒涛の無改行に込められた作者の魂やいかに。
最後の一文は数多の可能性を秘めた内容だと思う。
読む人が読めばハッピーエンドだし、バッドエンドだし、
まさにメリーエンド。
そして、その可能性は最後の行間をドラッグする事でより一層深まる。
なんだあの一マスは。
あそこにハマるべき言葉は一体なんだったんだ。
多分、俗にいう「そこまで考えてない唯のミス」の可能性だってある。
しかしこの僅か3000にも満たない文字数を書く作者が、意味もなくそんな痕跡を?
世に放たれなかった分だけ、妄想の幅が広がる。
俗にいう「後はご想像にお…続きを読む