なんだこの小説、めちゃくちゃすごい鈍行列車に乗っていると思ってたのに、気が付いたら時速200km超えている、みたいな不思議な疾走感があります。ゆっくりなのに速い。
新人賞とりたいマン
感想やレビューにも目を通し、色々と推敲された作品なんだと改めて認識。怒涛の無改行に込められた作者の魂やいかに。最後の一文は数多の可能性を秘めた内容だと思う。読む人が読めばハッピーエンドだし、…続きを読む
「死ねばいいのに」という口癖は、不器用な彼女の愛情の裏返しに見えました。こうして一生を語ってみると人生は短いですね。人生100年と言われる時代になっても。
きっと、同じ人がいます。同じ人生の人がいます。そんな中で、同じ事を思う人もいます。 一種の哲学を訴える物語にも思えて、何だか言葉に表せない靄が掛かりました。死と愛――人間にとって一番理解出来な…続きを読む
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