左目で現実、右目で幻想を見ているような、上半身はお湯、下半身は冷水に漬かっているような、ユラユラと脳がまどろむ感覚が心地いい徒然日記。日常の疲れを取りたいアナタにオススメの作品です。
新人賞とりたいマン
トーキョーで黒羊の鳳仙と暮らす「湯好き、風呂最高」こと柚木呂高さんが綴る、なんてことはない日常の一部を切り取った日記集。ふらふらとコンビニでカップラーメンを買い、川沿いで食べながらたぬきにおむ…続きを読む
想像力に富んだ発想と詩的に洒脱な語り口、振り切れた笑いのセンス、知識に裏打ちされた細部の妙…突如として現れた作家・柚木呂高の特長を挙げればキリはないのだが、その振り幅から、作品が増えるごとに彼のパー…続きを読む
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