果てない殺人

作者 まさか

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111人が評価しました

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★★★ Excellent!!!


 ショートショートという作品の性質上、レビューにあまり詳しいことを書いてしまうと、それ即ネタばらしになってしまうため、詳しいことは割愛いたしますが、この作者様のショートショートは、物語の構成という点で、非常に参考になるかと思います

 秀逸なプロットによって、アイデアを活かす術を学ぶことの出来る、実に良質なショートショートと言えましょう。必見です

★★ Very Good!!

クリストファー・ノーラン監督の『メメント』で前向性健忘は一気にメジャーになりましたが、それをうまく使ったサスペンスでした。
サスペンスフルな雰囲気と、前半と後半のからませかたがおもしろかったです。

第1回無貌賞へのご参加ありがとうございました。
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054897276302

★★★ Excellent!!!

設定が良かったです。場面の切り取り方も、些細な描写も。
ただ前半の段階で少しオチが読めてしまったのと、少し気になるところがあったかな、と(ネタバレになりそうなので書けませんが……)。
それでも、最後まで楽しく読むことができました。終わらせ方もいいですね。あれより前でも後でもなく、あそこで終わるのが。
とても参考になりました。ありがとうございました。

追記:後からタイトルを見直して、なるほどなと。タイトルも込で素晴らしいと思いました。

★★★ Excellent!!!

まず、すんなりと情景と心情を浮かび上がらせてくれる文章力。
明示されるミステリアスなシチュエーション。
続きに引き込まれていくうちに、綺麗に完結するシンプルな構成。
それがこの短さにまとまっていることが、とても素晴らしいと感じました。

★★ Very Good!!

タイトルと設定を併せて考えると「事件」そのもので何が起こっているかはある程度予測がつくと思うんですが、そこの予測がついたと同時に、なぜそれが起こったか、つまりいわゆるホワイダニットについて、「この条件で納得いく回答は成立可能なのか?」と思ってしまうところがあります。が、これが成立すんのよ。参りました。
読みましょう。

★★★ Excellent!!!

ミステリーと言う事で、詳細を書いてしまうと完全にネタバレになってしまうのですが、最後まで読んだ後の余韻が今までになく異様な雰囲気の作品です。
確かにこの事件の真相自体の想像はしやすいかもしれませんが、それを示す証拠は何か、もしくは……。

「記憶」と言うたった1つの要素が欠落しただけで、ここまで恐ろしく混乱極まりない事態が生まれてしまう……深読みすればするほど、推理と言う概念を惑わされる、まさにこの作品こそ新感覚のミステリーと言うものかもしれません。

★★★ Excellent!!!

男が父親の死を見つけてから始まる物語です。

いやー、まさに自己完結した話ですね。

タイトル通りであり、また新たな世界が広がって気がします。

本当にいい掌編でした、ありがとうございます。

次の話にも期待して、星3つ送らせて頂きます。

★★ Very Good!!

ミステリ作品ではありますが、ショートショートのような、SF的作品でもあるような気がします。果てない殺人。こんな発想ができるのは、間違いなく才能だと思います。
犯人は誰なのか、父親の研究の関係者なのか。色々考えさせられますが、やはり一番は、主人公が果てない殺人から逃れることができるのか、ですね。背筋がゾクゾクするような、おぞましくもそそられるミステリーでした。

★★ Very Good!!

これほどにまで星を得ている小説に疑問を提示するのは気後れしてしまうのだが、結局、犯人は誰なのだろうか。アンチミステリーなのかもしれないが、作者は本格推理小説が好きであるらしい。また、タグには本格ミステリであると表記されている。

謎が解決されないどころか、必要な手がかりも提示されていない推理小説は(もちろん私の読書量などたかが知れているのだが)初めて読んだ。
主人公の設定について、ファンタジー(ないしはSF)要素を付加するのであれば、その定義を必要十分に開示する必要があると思う。主人公の記憶が30分で消えてしまうというのは、30分毎に消えるのか、30分前のものから順次消えるのか、どちらのことであるのか。つじつまが合いそうなのは前者だが、そうであったとしても、30分という時間で起きていることがすべて明確にされていないために論理的な解決が不可能となっている。読者の推測に任せたご都合主義であると言わざるをえない。

トリックの材料として生かせそうなアイデアではあるので、その点においては面白かったと思う。
また、もしもこの作品がホラージャンルにあって本格ミステリというタグが付いていなければ、絶賛の上星を三つつけていただろう。読み手をドキリ、とさせる力量、話の構成は素晴らしいの一言である。

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