ある記憶喪失の男が気がつくと、そこには死体が転がっていた——身に覚えのない殺人に、その男は、疑問を抱かずにはいられなかった。掌編として過不足なく仕上がった作品ですので、詳しくは語れません。是非、一度読んでみてください。
ミステリーファン
クリストファー・ノーラン監督の『メメント』で前向性健忘は一気にメジャーになりましたが、それをうまく使ったサスペンスでした。サスペンスフルな雰囲気と、前半と後半のからませかたがおもしろかったです。…続きを読む
読み終わった後、すべてが頭の中でつながってとても気分がよかった。これなら長編でも話が通りそう。
静謐な中に漂う血の臭い。ラストと先を読ませない展開。どこからがスタートでどこがゴールなのか…。読みながら、パッと思い浮かんだのは黒死館でした。この短いストーリーが無限にループする感じ、すご…続きを読む
このネタ、この短さで、ここまで綺麗に「閉じた」のを見るのは初めてかもしれない。お見事と言う他ない。
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