茅野　明空

【魔法のïらんど25周年の感謝を込めて「ありがとう　またね、大好き」ショートストーリーコンテスト応募作品】 プレイしていたオンラインゲームがサービスを終了するという告知が流れて…

──私、大切なあの人に、まだ、伝えていない言葉があるんだ── 「ありがとう またね、大好き」ショートストーリーコンテスト 【またね、大好き】部門　参加作品です 初の百合作品…

魔法のiらんど25年間の感謝を込めて「ありがとう またね、大好き」ショートストーリーコンテスト、テーマ『元カレ』へ向けて。

【3/18完結】清末トウマは生まれながらのプリンス体質で、幼い頃から周りに女の子たちを侍らせブイブイ言わせ続けてきた。男手一つで彼女を育ててくれた父の海外転勤を切っ掛けに、中高一…

お弁当にバナナを持っていきたい女性の話。 そんな簡単なことさえ、恐怖と引き換えにしないと叶わない。

メリカ王国騎士軍を引退した元騎士の男、オルテス。 世を捨てたように暮らす彼は、ある嵐の夜に一人の赤ん坊を見つけるのだった──。 これは「パンク・オブ・アウトローズ」の前日譚、あ…

小5のプールの後、前の席に座るケンジ君の髪から垂れる水滴をきっかけにして超能力に目覚めた男はある日、唐突に拉致された。 怪しげな山伏お爺ちゃんは言う。 あまりにも小さいその超能…

函館にて、母から継いだカフェを営む詩織。 兄である祥也と助け合いながら、常連客にも恵まれ、日々を懸命に頑張っていた。 ある日の閉店間際、店内にあるオルゴールを探して辿り着いたとい…

母が亡くなった。ちゃんとした遺言は残されていなかったが、生前「散骨してほしい」と言っていた覚えがある。しかし、面倒臭い。仲の良くなかった母のために、そこまで労力を割かないといけな…

◇おにのとうりょうとたまかけのみこ◇ この国の大地には、負の感情が沈澱する。それが凝縮すると鬼孔（きこう）が生じ、人食い鬼が這い出てくる。 人の地を守るため鬼と対峙するのは、…

※この物語はフィクションです。 もちろん、当然、フィクションです。 だから、安心してお読みください。 『阿修羅ちゃんのとなり』シリーズです。

風邪を引いた時の特効薬って、お家それぞれあると思います こちらのお宅では、美味しそうな「特効薬」があるようですが…… 妹視点です 「お題で執筆!! 短編創作フェス」第６回目お…

廃れたバーの片隅で、少年は今日も日常にひそむ地獄の相談を受け付ける。 お代は結果が出てからの後払いで結構。助言を聞くか聞かぬかもお客様の自由。ただし、支払いをケチるとその後どうな…

　海軍の宝物庫に盗賊が入った。 賊の正体は残虐非道な大海賊ジョン・ミラー。 奴らが盗んだのは一振りの剣である。 それは世界に破滅をもたらすという秘宝の在り処を示す鍵のひとつだった…

太古の昔。時は紀元前３世紀後半。場所は古代地中海に存在した小国イリュリア。 南は『かつての覇権国』だった古代ギリシアの勢力圏に接し、西はアドリア海を挟んで『新たな大国』のローマ…

幼なじみの姫君は、おとぎ話や幻想的な物語を信じる夢見るお年頃。 とある童話を読んで精霊に会いたいと願う姫君のために、幼なじみの少年たちががんばるおはなしです。 ちょっと年下の幼…

母親とのこと。 「つま」って端っこの意味です。 「つま」が変化して「爪」になるなあ、 あ、「つま」って「妻」でもあるなあ、 などと考えていたらこのようなエッセイに（笑）。 ちゃ…

苦いエスプレッソに甘い生クリームを乗せたコーヒーをエスプレッソコンパナという。 苦いんだか甘いんだか分からない そんな物語。 侑佳は、二度と会えない筈だった少女、棗と再会し…

体調を崩し企業の研究職を辞めた永瀬奏多は、地元の大学に転職し、研究成果の社会実装を支援する産学連携室、通称「サンレン」で働くことになった。そこで、天才若手研究者の西崎陽に出会い、…

鍛冶師オリンが打った剣――＜フェルニアスの剣＞。 その剣は白絞色の刃軸を持ち、月の光に射されるたび、凝りつくことなき光の緋箔を放ち、魔獣の固い肉を斬り、龍の骨を断ち、鉄を容易く裂…

真っ白なそれは、静かに海の中で漂い続ける。 例えるなら、溶けない雪の花。 「お題で執筆!! 短編創作フェス」 第2回目お題【雪】 参加作品です 「蒼碧の革命〜人魚の願い〜」 …

海賊小説を書くために、素人がいろいろ調べた海賊のことや帆船の仕組みについてを書いています。 海洋冒険小説を書くのも好きだけど、読むのはもっと好きなのです。 誰か、帆船・海賊小説…

不定期で投稿していく一話完結のホラーです。 どこから読んで頂いても差し支えありません。

氷と雪と冬の国で生まれ育ったアストリッドは、十四歳で月の巫女に仕える戦乙女となる。 戦乙女はワルキューレと呼ばれる女戦士たちの称号で、少女たちによって構成されている集団である。…

【カクヨムコン10ホラー長編部門特別賞受賞】 四年前、仏師である志堂の妾となった祝織は、自身の境遇に疑問を持ちながら日々を過ごしていた。 なぜ自分が選ばれたのか、答えてくれる者は…

本文ありレビュー75件超え感謝。 平成初期、高校二年の夏休み。人との間に壁を作る高校生・来栖ハヤトと、すでに死んでいる学園のマドンナ・水瀬ミヤコ。奇妙な縁で取り憑かれたハヤトは、…

「貴女とは、どこかで会ったことがありますか？」 桜の樹であるわたくしに、突然お声をかけて下さる殿方が現れました。その方はわたくしに「名前」をつけて下さって── 昭和初期の日本…

古い洋館を改装して造られた古書カフェ・桜華堂。その裏庭にある桜の木の下で待っていれば、失った大切なものにまた巡り合える、という逸話があった。 親の都合で親戚中をたらい回しにされて…

時は戦国。人間とあやかしが共存する、とある島国の北方に、奥野という国がある。 国主、狭瀬源太郎厚隆（あつたか）の末弟である剛厚（つよあつ）は、心優しく図体の大きな……人食い鬼だ。…

詩です。 しゃぼん玉のように、軽く、ふわっと通りすぎる言葉です。

戦国時代を生きた侍 山野 甲士郎《ヤマノ・カシロウ》はある合戦で命を落とすが転生した。 転生先は異世界、魔王国。 魔王に忠誠を誓う彼は順調に出世を果たすも、幼い我が子が不思議な…

普段はミステリーと縁のない作者が、思いついた密室トリックを無駄にしないＳＤＧ’Ｓ精神で書きました。 捜査一課を引退した老人“ちゃー爺”がヤクザのお嬢エリに頼まれて殺人事件を捜査…

短い散歩から帰って来た夫が、「ATMから昆布が出て来た」と口にした。私は半信半疑だったが、どうやら本当のことらしい。SNSや報道メディアを巻き込んだ騒動は、やがて北の海に辿り着く…

物語を愛する一筆者が、創作についての所感を、率直に赤裸々に、徒然なるままに記す。

中一の私は、遠足で遊園地に向かうバスに乗っていた。 そして…… 実際に体験した場面をインスピレーションにつくりました。物語自体は架空のものです。

　賢姫と名高い森と湖の国の姫が病に倒れた。 それを癒やすために国の内外から医者や薬師が集められるが、症状は一向に回復しない。 　そこへやってきたのは、術師と弟子の二人連れと、ひ…

KAC2023お題⑦『いいわけ』　※777文字 いいわ、いいわ、いいわ……。 しかし今、再び歩き出す。 ※

目の前に現れた小さな妖精。シキさんの筋肉を褒め称えて消えた彼女が残した、ちょっぴり恥ずかしくて怪しい術とは……。 本の中に入り、その世界を楽しむことができるという不思議な本屋を…

恋をした。胸の奥が挽き潰されるような恋だ。

KAC20236「アンラッキー７」参加作品です。 男が住んでいる地域には、『スロットマート』という個人商店がある。 片田舎にある、ちょっと面白い取り組みをしている店に起こった悲…

Chat GPTが話題になっていますが、言い訳専門のチャットボットアプリがあったら、あなたは使用しますか？　これは逆恨みか復讐か、そんな７７７字。 KAC2023 ～カクヨム・…

子供の頃から運動が苦手な僕。 ある日、息子の幼稚園の運動会で、親子リレーに出ることになり、息子と一緒に練習に励むが――

　家電販売店に勤務する男子会社員、七幸（ななさち）は後輩の女子・六出（ろくで）と二人で居酒屋デートを始めていた。それは二人にとって通算七回目だった。 　約束に遅れたうえに、いさ…

歴代最低の点数を目にした「俺」は、テストの答案用紙をぐちゃぐちゃに丸めて窓から捨ててしまう。 しかしそのテストは、実は間違えて返却されたもので、自分のものではなく――――

本屋の暖簾の向こうにも手前にもドラマがあります。

今日もスロットで大負けして帰る男。道端で拾ったのは、黒い色をしたタコだった。だが足が7本……なにこれ？ KAC20236　お題：アンラッキー７

『猫店長の優しい本屋』の続編になります。 失敗ばかりで落ち込んでいる主人公は、心を癒してくれる優しい本屋へと向かいます。 今回も、猫の店長は主人公を優しく迎えてくれます。 KA…

KAC2023　第六回目お題　【アンラッキー7】 俺は探偵事務所を営む所長だ。 凄腕の探偵と自負している。 それなのに、何故か「不運探偵」というあだ名をつけられている。 理由は…

KAC20234『深夜の散歩で起きた出来事』参加作。 満月の夜にはいろんなことが起こるかもね。