すみません。〝一言紹介〟軽い口調で書いてしまいました。
本作は本当に真っ当な親子の関係性と心情を綴っています。
どう関わっても親子関係という血縁からは逃れられないという。
血の軛。
……いや、こう書くと横溝正史ミステリーみたいになる。そこまで重くないです。
ともあれ、人間社会に生きていれば
親と子の役割循環は、まま起こりえたりして。
自分が大人になれば、親はどんな大人だったか客観視は出来るわけで。
いろいろわかったとしても暮らしは暮らしで続くわけで。
そんな諸々を考えさせられる話なのです。
少なくとも、大人は読んだほうが良いですよ!