合戦で命を落とした侍が異世界転生! そこは魔王国。順調に出世し、良い上司たちに、そして良い伴侶にも恵まれた。しかし生まれた我が子が不思議な力に目覚めてしまう! それをどうにかするために、我が子を背負って父カシロウが駆けるのです。
第二章終了まで拝読してのレビューとなりますが、なんといっても、キャラクターが良いのです。
父カシロウは、この世界では珍しいちょんまげ頭。色気もある美丈夫で、侍として根っこがドシッとしているお人です。魔術は使えないけれど、それを補って余りある剣技があり、妻を心から慈しみ、子を愛し、良き上司や友人に感謝できる人格者。読んでいくほどに、このカシロウという人物に魅了されていくこと間違いなしです!
それに、カシロウの羽根の生えた宿り神がまた、格好いいし可愛いんですよ! このあたりもぜひ、実際に読んで出会っていただきたいです。
子ヨウジロウも、第二章からは成長した姿を見せてくれます。ああ、あの子がこんなに大きくなって! という感慨深さを覚えさせてくれます。だってカシロウさん苦労しますもの。笑
それに、外せないのが面白可愛いお爺ちゃん! このお人がまた、すごく魅力的なのです。軽妙でいて、まだまだ謎を持っているお爺ちゃん。彼ら以外にも、たくさん魅力的な人物たちが登場します。
そしてこのお話は、その展開も、ハラハラして目が離せません!
始まって早々にカシロウが直面している理不尽な状況! これを発想した作者のハマハマさんは、本当にすごいです。目を疑う状況ですよ。これは皆さんに、ぜひ読んで驚いて、楽しんでいただきたいと思います! そこからは、あれよあれよという間に続きが読みたくなることでしょう。
世界に様々いる種族、魔王の呪い、他の転生者の存在など、面白い要素が満載です。ここからも更にハラハラさせられそうな予感がします(今、衝撃を受けた状態でコレ書いております!)。
ぜひ、この親子たちに会いに、この世界に飛び込んでみてください! きっと好きになるはずです。
お薦めします(^^)!
赤子の姿で魔族の国に転生したサムライが、魔王と共に兄弟のように育ちました、という斬新な設定のお話です。
そして軽妙な会話と妙に愛嬌のある地の文で、長編が苦も無く読める!
内容は勿論ですが、読む事自体を楽しめます。地の文は作中の誰かが務めていますが、それが誰かを当てるのもまた一興ですよ。
二刀流の技も冴え渡る主人公は、魔法はからっきし。でも強い!
少年誌バトルマンガを彷彿とさせるチャンバラも派手で大満足!
その身の内に鷹の神を宿して八面六臂の大活躍をしますが、本人は至って温厚な良き夫にして良き父親です(安心)
魅力的なサブキャラが多い中でも、特筆すべきは天狗を名乗るひょうきん者のちっちゃなお爺ちゃん。超重要キャラとして出ずっぱりですが、この人を見ているだけでも面白い!
ネタバレになるので詳細は省きますが、忠誠と友情、そして親子愛。謎と陰謀とオマケにグルメ。
他にも見どころ満載の作品ですので、是非ご一読下さい。
タイトルを見てご理解しただろうが、このストーリーの主人公は転生した侍だ。
異世界で魔王の配下として生まれ変わり、活躍する話なのである。
戦国時代を生きていた山野 甲士郎は、戦さにより命を落とす。その転生先が魔王国と言うわけになるのだが、まさかの転生しても、姿も侍だった。
これが、少々異色な姿を想像するかもしれないが、カシロウは兎に角カッコいい。
記憶と姿だけでなく、剣の腕、矜持なんかも全部ひっくるめて侍のままなので、バトルシーンが兎に角熱い!
筆者様がこだわっているであろう、構えや、剣技を侍の部分として生かしているからバトルに見応えがある。
ただ、バトルだけでなくストーリーにも見応えがあり、カシロウの中に眠る力との邂逅というか、掛け合いがまた良いのでオススメです。
これは、バディものだったな、と納得している読者は私の他にもいるはず。
まだまだ紹介しきれない部分があるので、是非ともお手に取っていただきたい。
そして侍なカシロウに是非どっぷりとハマっていただきたい。
あと、殿にもね!
オススメです。
お侍さんが異世界転生し、魔王の配下として出世して家庭を持ちます。
しかし愛する妻との間に授かった息子のヨウジロウが、非常に困った力に目覚めて……というところから始まる物語。
侍カシロウが前世から持ち込んだのは、戦国の剣の技と、武士道の心だけ。
せっかく魔法世界に転生したのに魔法適性が無かったカシロウは、魔界でも愚直に剣技を磨きます。
やがて己の身の内に新たな力があることを知らされた後も、努力に努力を重ねてそれを習得していきます。
配下として、父として、そして侍として、カシロウが示す生きざまが、とにかくアツい。
まごうことなきイケオジでございます。
物語を彩るキャラクターたちは、ハマハマ様印のちょっとお茶目で、ちょっとクセ者が勢ぞろい。
転生者もカシロウひとりではなく、次々とこの世界以外からの生まれ変わりが現れます。
張り巡らされる陰謀の影で、時に非情な人斬りになることも必要。
三章に突入した現在も、息もつかせぬ展開が続いています。
赤子だった息子のヨウジロウも、すっかりたくましく、良い少年に育ちつつありますので、ぜひ応援してください!
主人公のカシロウは、魔術こそ使えないものの、剣の腕はとっっても凄いお侍さま!
スパスパっと魔術さえも鮮やかに切り伏せてしまうカシロウだけど、彼の一番の強敵は……産まれたばかりの息子、ヨウジロウ!?
なんとこのヨウジロウ、産まれたときから不思議な力を発現させて、透明な刃を飛ばすようになったのです。
もし、強大な力を持つ息子が道を踏み外したら、責任をとる……と、カシロウさん、自らを鍛え始めます。
ここまでが一章のご紹介です。
別サイトで本作を読了しているので、ネタバレにならない程度に二章以降もご紹介させていただきます。一章も面白いですが、なんと、二章以降はさらにお勧めできちゃうんです!
二章からは、カシロウに宿る力の正体が明らかになったり、魔王国を揺るがす大事件が起きたりと、ハラハラドキドキな展開が盛沢山!
一章終了時点では登場していない魅力的なキャラクターもいます!
忠義に厚いカシロウの侍としての生き様、父としての生き様。ぜひ、見届けてくださいませ!
すみません! 主人公のカシロウさん、「ござる」なんて言いません!
勝手なイメージで暴走したレビュータイトルをつけてしまいました!
異世界に転生するのは何も令和の日本からじゃなくったっていいよね。
江戸時代の侍だって転生してるんですよ?
魔王国にはそれぞれの時代から転生した日本人が、異世界人として仲良く暮らしているようです。
カシロウもそんな一人だったのですが、一つ問題が浮上します。
愛しいわが子が最強の能力を持って生まれてきたらしい!?
現在、私が読んでいる11話では、息子ヨウジロウくんはまだ赤ん坊。
善悪の判断がつかず、感情を制御できない赤ちゃんだからこその騒動が繰り広げられます。
ある意味才能にあふれた我が子とどう向き合い、どう人生を切り開いていくのか!?
カシロウの二度目の人生から目が離せません!