転生者カシロウの幼子は無意識の生ける凶器となる

【第9回カクヨムWeb小説コンテスト】応募作です。

 異世界に生まれ落ちた、前世が侍のカシロウは、息子ヨウジロウが繰り出す不可解な刃に苦慮していた。
 機嫌が悪くなると現れる刃だが、薄く脆い割には鋭利であり、スパッと切れる。
 同僚までもが被害にあったことから、転生者に詳しい者を求めて山中を駆けずり回るカシロウ。
 そこで出会った人物からヨウジロウの秘密を聞くと、彼の覚悟は決まった。

 現在、ヨウジロウの秘密が明らかとなった第一章が終わったばかりで、これから本編である第二章へと話がつながっていきます。

 真面目に不真面目なテンポのよい文体が、物語をするする読めるものにしています。
 真面目な異世界転生ものを読み飽きたときに、読んでみると肩の力が抜ける良作です。

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