まずは「第6話 チーレム作者や読者が弱者男性ばかりって、そんなわけないじゃーん②」を読んでみましょう。
その内容を一言で言うと以下に引用した一文になります。
>チーレムというフィクションは、社会的に必要なケアラーとして機能しています。
普段頑張って働いていて努力してもなかなか報われない社会だからこそ、娯楽の世界でまで「努力が大事だ」なんてしらけることは言われたくないでしょう。
「努力なしでスキルやチートで無双」や「魅力的な女性に簡単に惚れられて囲まれるハーレム」、そして「努力なしにスパダリに自分だけが愛されつくされる」といったお手軽で快楽を満たしてくれるWEB小説は癒しの場となっていると作者様は看破します。
そう言った作品を強く肯定したうえでこう最後に書いています。
>それが(好みの問題で)できないので、ワタクシは駄作家なのです。
チーレム作品はたしかに需要はあります。でも、無理して需要にこたえて、自分が面白くない作品を書かなくてもいいのです。
つまるところは好みの問題に過ぎない、そういうことなのです。