浅原ナオト

勉強にも、他人にも、自分の人生にすら興味が持てず、無為な日々を送っていた大学生の僕。一念発起してキャンパスに足を向けようとしたある日、ふと耳にした会話から、高校時代の生物部で体験…

　目が覚めると、私がもうひとり居た。

【はてなインターネット文学賞　大賞受賞作品】 古文×現代×ファンキーな御伽草子。 誰もが知るあの古典作品が、令和のネット社会に蘇る！ 2022/11/5 追記： KADOKA…

18世紀末、マデラインは仲の良い4人の友人をお茶に招き、砂糖を何匙入れるか尋ねる。 イギリス史上おそらく最初の近代的な不買運動を背景に女性たちの思考が錯綜します。 5話で完結済み…

　冬の夜、わたしは雪の下に君とアヴァロンを見つける。 【ジャンル】百合コメディ 【登場人物】凍死体、ポンコツ雑用係 〈第一回こむら川小説大賞　参加作品〉 https://ka…

「私はほら、期待されると全力で応えちゃって、自分でも予想できないものが生まれてくるタイプだから」

なんとなくSFだったんですが(もともとショートショート自主企画に参加していたので)、その縛りを忘れてデブの話を書いてしまったので、「その他」に移行しました。 １：心の優しい宇宙…

「あのね、大事なビジネ……大事な話があるの」 片思いの相手、高宮 朱莉(たかみや あかり)に放課後呼び出された高校2年生の知尾井 暁(ちおい あきら)。 告白されるかと思って期待…

登場人物 良人くん:「食は人に良きこと」を信条とする美味しんぼ時空の人間で、食で全てを解決しようとする男の子。 玉黄ちゃん:モテたい女の子。

母なる海は生命をもたらし、ネットの海もまた生命を産み落とした。 彼らはどんな目で私たちを見ているのか。約3,500字。 （カクヨム3周年記念選手権　お題2日目「2番目」投稿作）

アルバイトをして、彼女と暮らしている主人公。おだやかな日々のなかで、彼らはなにかに縛られているのかもしれない。小さな幸福ですら、少しだけ、苦い。

作家・豪徳寺招平は担当編集に冒険推理小説シリーズ新作『南海の茨城坂晋作』の原稿を送るが……。【あとで考える。もう少しましなあらすじを思いつきたい】←「そこには想像を絶する苦難が待…

お化けロボットゴーストチャッピーは、お化け機能の豊富なお化けロボットである。しかしある肝試しの夜、ゴーストチャッピーはロボットお化けに出会う。

本作品はフィクションであり、現実の人物・団体とは一切の関係がありません

平成二十三年に脱稿した作品です。 執筆し始めた頃は今ほど同性愛の認知が日本では一般的でなく、この小説のような状況も起こりうると思っていました。時が進み、現在では若干時代遅れの設定…

　港神戸のシンボル、ポートタワー。 　その展望喫茶室から見下ろす神戸の景色。 　懐かしい景色を眺めていると……。

小説家の夫に先立たれた「私」 母もいない。夫もいない。自由になった彼女だが―― 連作短編の三作目。 『紫陽花』『雨』の続きです。

とある青年が雨宿りで入った喫茶店。 そこで相席になったのは、小説家の妻だった。 連作短編の二作目。 話は独立していますが、一作目の『紫陽花』から読んでいただくと分りやすいと思い…

紫陽花は惨めな花だ。あの花は枯れた姿がいけない。 花を憎む、死にぞこないの小説家。彼が見たものは―― 連作短編の一作目です。 全三作で完結です。『雨』、『落ちて朽ちる、花』も読…

～あらすじ～ 神社を改良した診療所『七ツ闇(ななつやみ)クリニック』 だがその診療所には近所の子供以外は誰も寄り付かない。 そのクリニックには昔からある噂が絶えなかったからだ。 …

母の告白から浮かび上がった虐待疑惑。母親の介護を通して見えてくる家族の本当の顔。

僕の告白を断ったとうこさんは、自身がある特異体質であることを教えてくれる。 僕は大学二年生。 とうこさんは一つ下の大学一年生。 とうこさんが特異体質であることを除けば、これは…

読子さんが小説の指南を思わせぶりにしてくれます。 小説としても読めるようになってますので読み専の方も楽しめます。 読むと小説が上手くなるかも！（効果には個人差があります） ■登…

日々つらつら考えてる事とか昔のこととかつらつら書いてみる。 セルフレーティングは、とりあえずつけとく。多分何もない。すまんあった。 なお、淑女な乙女や繊細な男子は読まないほう…

この話は私が実際に被害を被ったお話です。 今でも根に持ってます。そして私が歪んだ最大の原因です。 本当は登場人物全員本名にしようかと思ったくらい怨恨たっぷりです。 今こうやって書…