「KAC KAC20243」を含む小説

富士井結依は中学最後の夏のある日、通天閣が望める子供部屋のベッドで大の字になっていた。 「１０年後も手元にあってほしいものを箱に入れる」などという進学校にA判定出していても、どう…

自身の代わりに行動し、その体験をフィードバック可能なAIが登場した時代。 ネット上のAIと本人の見分けが付かなくなった世界では、「直接会わない知り合い」の生死がより不明瞭になって…

箱師、平場師、高町師。

マトリョ―シカはロシア生まれの女子大生。 ある日、目を覚ますと、双子の姉と共に真っ暗な部屋に閉じ込められていた。 謎の声が言う「素直にあって自分の中身をさらけ出さないと外には出れ…

知らぬ間に魔法少女の敵に利用されてた女子高生が、なんだかんだあって非日常に巻き込まれる話。

私達のすることはただ一つ、その小さな箱の中から救い出すことだけだ。

七歳になる年に受ける魔力を具現化して見せる試験で、己の魔力を手のひらに出して見せたミント。 「器用だな」 「そんなに褒められると照れちゃいます」 「褒めてないけどな？」 球体にな…

『ＫＡＣ』の第三回お題『箱』のために書いた短編です。 この『想い』が『想い出』に変わるくらいなら。 いっそ箱の中にしまっておこう。

ぼくはてんぴんってなんのことかわからないけどたぶんてんぴぼししたへあぴんかなにかだとおもいます KAC2024 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024～参加…

レオンは、念願の箱型アイテムボックスを手に入れた。冒険者にとっては憧れのアイテムである。

あの箱の中で主人を待つ猫の話

異世界人はテレビなんて知らないからな……と思ったら、テレビって言ってる。 KAC20243「箱」

母ひとり、子ひとりの暮らし。俺が作る味噌汁はいつも不味かった……。

　新選組副長・土方歳三は、文箱を新品にした。 　しかしこれが、思わぬ噂を招く。 　中身を唯一知る、一番隊組長・沖田総司はこの噂を面白がるのだが、平隊士たちは戦々恐々で…。 　はた…

学生の浦見燈真は、ニョルズ王国の姫にして聖女のステュクスに異世界召喚された。ニョルズ神に付与されたスキル『竜の射手』を使って、聖女ステュクスとその聖騎士団と共に竜魔王ペンタメロー…

「死にたい」と思っていた私に声をかけ、「美しいモノ」後世にまで残す「兎の会」に入会させられた。 KAC20243お題「箱」