概要
ワガハイの箱である。中身は、まだ、無い。
富士井結依は中学最後の夏のある日、通天閣が望める子供部屋のベッドで大の字になっていた。
「10年後も手元にあってほしいものを箱に入れる」などという進学校にA判定出していても、どうにもならない課題が立ちふさがっていたのである。
そこに近所に住む同級生藤井ヤマトが麦茶のグラス2つを持って、ノックもせずに入ってくるのであった。
KAC2024参加作品。
「10年後も手元にあってほしいものを箱に入れる」などという進学校にA判定出していても、どうにもならない課題が立ちふさがっていたのである。
そこに近所に住む同級生藤井ヤマトが麦茶のグラス2つを持って、ノックもせずに入ってくるのであった。
KAC2024参加作品。
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