「音と声 声」を含む小説

腹が立つ！　どうにでもなれ、こんな世界。 どうして私にこんなものが……。 必要ないのに、いらない、いらない、いらない！ なんて楽しんだろう。 あそこでも、ここでも、今も、多…

鷺森 花音（さぎもり かのん） 大学1年生。田舎育ちで、大学進学で親元を離れ、木々の都で一人暮らしを始めた。大学生としての日常には慣れてきたけど、幼い頃から「世界に一枚、薄い膜が…

ショートストーリー小説(掌編小説) 恋とは何か？愛とはどんなものか？を ちょっと皮肉った物語で描いて見ました。 迷信は不合理で根拠のないもの、その迷信をテーマに揺れる心を表現でき…

自分は宇宙人に拉致された――そう主張する女性を取材した三神アリサは、その女から《あなたにも聞こえるんでしょ？気をつけて！》と言われて驚愕する。それは祖母にも言われた言葉だった。 …

第59回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画 お題 「聴こえないメロディー」 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093083656045…

短編の現代ファンタジー ※『小説家になろう』さんのアカウントにも投稿します。 【あらすじ】 音鳴勇飛は、その声の小ささに今日もクラスメイトから、からかわれていた。ある日の学校帰…

雨の日は苦手だ。 特に、こんな雨の夜は…… 雨音が語る、今は亡き友の最期の言葉。

　学校の屋上からギターの音と声が聞こえた。 　近づくにつれ、それは歌であることがわかる。 　今は授業の時間である。 　いったい誰が、なぜ歌っているのか？ 　わからない。し…

※オーディオ化を想定した『台本形式』作品。第二回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト応募作品。 主人公(あなた)は、文化祭の後片付けで生徒手帳を紛失してしまう。備品置き場とな…

アクティブ系女の子の、ちょっとした葛藤と勇気の物語。 主人公のカナは人生で初めて恋に落ち、意中の「君」を海へお出かけに誘う。 とある理由から声が出せないカナは、ゆっくりと、でも…

　　　　　※ネタバレ注意 　　　　　〈主な登場人物〉 　　·間宮ちひろ（まみやちひろ） 　　13歳中学2年生 　　明るくサバサバした性格で初恋はまだ 　　“早くして”が口癖 …

KAC20237参加作品 お題『いいわけ』

中学生の優斗は、たまたま遊びに来た姉の幼馴染である寧音に声を掛けられる。 寧音は優斗の部屋に入ってこようとするが……。

２１グラムが零れて残ったのは、痛いほど鮮やかな赤ばかり。

世界から生まれながらに認知されず、観測することのみを許された呪いを享けたアキは、自身の存在について疑念を抱きながらも平穏な日常を送っていた。ところがある日、呪いによって誰にも話し…

子どもの頃は、学校で音読をする機会がありましたが、大人になるとまったくといって良いほどなくなります。けれど、音読をすると、少しだけ元気になるような気がします。そういうわけで、音読…

　いくつもの通報があった。その内容は不可解であった。 　 　近所を暴走する背の低い奴がいる。猿や猪ではない。 　走り抜ける物体から奇妙な音や声が聞こえる。 　真夜中に現れ、光る時…

・シチュ：お見舞い ・設定：社会人（※一人称を使いませんので、性別問わず楽しむ事ができると思います。ヒロインは女性です） ・1話（本文）2000〜2500字 ●あらすじ 朝から…

　清華高校の裏手にある人の近寄らない旧校舎二階には、目元に赤い布を巻いた一人の青年、魁輝月海(かいきるか)がいる。 　そんな彼に毎日放課後、会いに行っているのは女子生徒の鈴寧暁音…