「閉店 店」を含む小説

さびれた商店街に、ひときわ色彩を放っていた花屋『フローレンス　シェリー』。 その店もついに閉店してしまった。 その店で買ったピンクのアンスリュームが、私の心を癒してくれる。 この…

わたし、神本ゆめ！ おじいちゃんおばあちゃんの家は、神本書店っていう、小さな書店なんだけど。 今、絶賛閉店の危機の真っ最中！ そんなとき、同じクラスの自称魔法使いを名乗る、桐谷啓…

閉店間近のデパートで、奇妙な店を発見する。 そこで、小学生たちの、宝探しが始まる。

【2020年6月30日（火）発売！】 店主の急死により、閉店フェアをすることになった幸本書店。そこに現れたのは、故人の遺言により幸本書店のすべての本を任されたという都会から来た…

小さなマッサージ店に閉店直前にやってきた客は一体何者なのか？ いつもがんばる人にほんの少しの癒やしを。

長年地域のお客さんに愛されてきた大型電気店が閉店する。そのレコードコーナーで頻発する霊の仕業と思われる不可思議な現象。この店に残す強い想いとは？（全５回）

　風船を尻尾に結んだ、メタボな人気看板猫パンク。 　この居酒屋に来てから、太膨猫のパンク効果で大繁盛！！ 　しかし、突如謎の新型ウイルスが蔓延してその煽りで居酒屋の客足は途絶…

嵐の夜、にこにこマート新田店はセール準備を進めていた。静謐な空気の中に漂う物悲しさ、集うスタッフは涙目だ。多くのスタッフがここで人生の時を刻んだ。近隣住民に愛されたその店の姿は今…

人は死ぬと、天国と地上の間にある＜狭間カフェ＞に送られる。 そこは、死者が天国に向かう前の休憩所。 美味しいコーヒーを飲んで生前の思い出を振り返り、天へと旅立っていく。 ある日、…

ヒロシは、中学の時から、タバコ、麻雀、パチンコに染まった不良崩れだった。その頃、悪ダチと溜まり場にしていた『サワー』というスナックがあった。未成年ながらそこでお酒を覚えたり、大人…

ヒロシは地元商店街にある贔屓のとんかつの名店『かつ金』で夕食を取ることにした。いつにも増して混んでいる店であったが、その理由が近々閉店の予定だったことを知る。『かつ金』の閉店後、…

四回目となる@kuronekoyaさんのクリスマス企画参加作です。 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054892307217 今…

「鈴木！　ワイと一緒にYouTuberのコンビを組んでくれ」 ゲーム好きの主人公、鈴木裕斗(すずきゆうと)は幼い頃からありとあらゆるゲームをしてきた。そしていつしか将来の夢はゲー…

横浜観光スポットの一つ「港の見える丘公園」。そこにある老舗紅茶館をひとりで営む祖母の元へ転がり込んだなぎ。 セクハラ・パワハラで仕事を辞め、手伝う予定の紅茶館は既に閉店。祖母は急…

夜の平塚駅周辺を散策していた「私」が宿泊施設に戻ろうと思った矢先、大雨が降ってしまう。 止むを得ず、既に閉店した店の前で雨宿りをしていると、同い年くらいの女性がやってきた。

１８世紀イタリア。人気店のシェフであるマルコは、新しいメニューの考案を課せられるが、スランプでアイデアに煮詰まる。そんな時、閉店時間後に不思議な外国人客が現れ…… 料理と音楽。ふ…

地元でも評判の名高いカフェを再開して三年。 閉店後のお店で交わされる、私と彼女のいつものやりとり。 「あぁ本当ね。もうこんな時間……でも、これだけ終わらせてからね」 「そんなに…

僕は回転寿司屋のアルバイト。とはいっても厨房で握っているからお客様の姿は見えないんだけどね。 でもね、うちの寿司屋にはすごいお客さんがいるんだ。 流れるお寿司を片っ端から食べ…

文房具店でアルバイトとして働くあずさはの趣味は、 閉店時に試し書きの紙に書かれた落書きを見ること。 ある日彼女はその試し書きの中に 「店員さんは何の動物が好きですか？」 とい…

　ここはレトロな喫茶店。名前はピコラといいます。大通りから一本横道に入った隠れ家的なお店です。私の名前は倉橋かんな。このお店でアルバイトとして働いています。 　毎週金曜、いつも閉…