「遺物 SF」を含む小説

　2085年、科学と宗教の融合を目指す導師育成学園。 　そこに入学した天宮渚紗は、科学的分析力と宗教的直観力を併せ持つ特異な存在だった。一方、首席入学の月詠理央は、科学と宗教の間…

ヴァニルとエーシル、二つの国が戦争を始めて３年。 主人公ボロは敵国の兵士を救い足を失う、 人として死ぬか、体を改造し化物と言われながらも戦うか。 ボロはその右足に兵装という名の獣…

全世界は『その人間が人生で最も幸せだった瞬間』を夢見る走馬砂に覆われた。 文明は崩壊し、人類は大戦時代の遺物を発掘しながら、各シティで細々と生活している。 主人公のヘッドレスは…

西崎葵は、男爵令嬢である。 1941年、本来“第二次世界大戦”と呼ばれるはずの戦争が、突如として現れた『怪獣』によって終結する。地上に、地下に、海上に、海中に、大空に。世界中に…

　終末戦争後荒廃した世界で旧世界の遺跡調査をしていた主人公『レン』は、妖艶で人間のような仕草をするアンドロイド『ウルド』と出会う。月の研究所のサーバーから逃げて来たという彼女は感…

少子化の進んだ日本に大陸から多くの人間が移住し、政権を取った。国名をネオ・ヤマト国に変えた。それに反発した一部の旧日本人は反乱者として夢島と錨島に収容された。それから約１世紀、錨…

度重なる天災や戦争、疫病などにより、人類は大幅にその数を減らし、地上は瘴気に覆われ、生命の根付かない土地となり果てた。生き残った人々は、結界に守られたわずかな土地で細々と暮らして…

近未来の日本を舞台に 「戦い、バイク、人の力」をテーマにしたＳＦアクション。 新雲暦(しんうんれき)８年、西暦にすると２１１４年。 ここは大日本帝国、旧新宿区ニュー歌舞伎町。 …

ロボット博士の橘千里は、二足歩行研究に行き詰まっていた。ある時、彼の前に奇妙な遺物《靴》を持った男・東雲高裕が接触して来る。その《靴》どんなに傾けてもバランスを保つ奇妙な物であっ…

神々から与えられた力〈才能（ギフト）〉の優劣が人生を左右する世界――。 約70年前、その〈ギフト〉の力により『神の塔』であるダンジョンが踏破され、人類は歓喜した。 だが、突如世界…

●あらすじ 2034年、『三津木 航 (Mitsuki Ko)』は東京の中野ブロードウェイで小さなアンティークショップを営んでいた。彼女は古美術商であり歴史学者。危機管理コンサル…

某ロボゲーに刺激されて作ったデストピアロボアクション。“焼却”された地球を舞台に、地表に残った遺産を巡り争う2大勢力。機動歩兵（ギア・ボディ）のパイロットである傭兵の少女・クウは…

　まだ銃など存在しない剣と槍の時代において、ラーテルの獣人たちが暮らす都市、ランジグ。 　この町には、複雑な模様が描かれた黒い外壁に覆われる、高さ2000m、直径10000mの超…

〝蜂櫛（ほうしつ）〟と呼ばれる街に住む苳河（とうか）と苓濘（れいねい）は、過去の遺物──〈史骸（しがい）〉を収集し塔で管理する〈記述師〉として日々を送っている。ふたりは「チャンス…

かつて神童と呼ばれ竜騎士に選ばれた青年ミコトは、たった一度の失敗ですべて失い、故郷のバダインジャラン星に帰ってきた。そのまま出世するチャンスもなく、今はしがない衛星港の清掃員だ。…

１９９９年７月。かつての東京　新宿にて『魔都』出現。 この物語に総てを解決してくれる都合の良い英雄は存在しない。 日々の糧を得るために、『冒険者』と呼ばれる人々は怪物や強大な…

1600年以上前、旧人類は地球を捨て仮想地球「ヴァース」に移り住んだ。その仮想地球ヴァースでとあるプロジェクトの一環として生み出された新人類達。結局プロジェクトの完遂を待つことな…

月の裏で見つかった謎の遺物、色杯。それは物理色から新エネルギー、色力を取り出すことのできる装置だった。だがその色杯を狙って宇宙から色素生物が襲来し、地球は窮地に立たされた。 そ…

かつて栄華を極めた文明の遺物を収集し、それを売却することで利益を得る「ハンター」である少年は、遺跡の奥地である少女と出会う。 少女はルサルカ、かつて栄華を極めた旧文明の王女と同じ…

第二次世界大戦で原爆が落ちた後、その衝撃で地球と異世界は繋がった。 まだ白人黒人差別がバリバリあったアメリカは「耳長とか低身長のオッサンとかいらね！敗戦国の日本が全員預かれや！」…