「親子/夫婦」を含む小説

感染症の流行りにより、たった１０分の面会。触れることのできない最愛の人。 ただ願うのは目覚めてほしいこと 「カクヨムWeb小説短編賞2020」中間選考通過作品でーす＼(^^)／…

加納友親は家族と訣別した。 それは家族に自分は必要のない人間だと思ったからだった。 妻、真理恵とのすれ違い、大人になった子供たちとの確執。家族の存在意義とは？

死んでしまったはずの妻が命日にこの世に戻ってきて、元の家族4人で夏休みを一緒に過ごすことになる。でも、次第に姿が見えなくなっていって―。 ※表紙はかんたん表紙メーカーで作りました。

本編『平和の鐘』作品終了後の世界です。 作品舞台はパラレルワールドの米帝。死神が存在する世界。 本編では冷戦崩壊期でしたが、時は経ち2024年。 名前のなかった子供たちの平和…

様々な邂逅の形を時が彩るショートショートから短編までの１０話。

南米都市に住むリカルドと、北米都市に住むケントは、オンラインゲームでの遊び仲間で、お互い名前も年齢も住んでいるところも知らない関係だった。 ある日、ケントの元にリカルドのアカウン…

静嘉は善良な母と気弱だが優しい弟の二人で、貧しいながらも幸せに暮らしていた。 しかし、ある日、父の使いと名乗る人物が静嘉を迎えにやってくる。静嘉は皇帝の娘・花永公主であった。 …

　花屋『フルール・デュ・クール』のモットーは『贈る人の心を映し出した花束を作ること』 　訪れる客は訳あり客ばかりだが、イケメン二人がつくる花束に心を開いていく。 　そんな彼らに…

母親が入院する日の朝、一人息子の相澤幹央は、母親から「幸せの貯金通帳」というノートを預かって欲しいと渡される。母親が退院するまで決して中を開かない約束で預かったのだが、母親の命に…

　魑魅魍魎が跋扈する日本において、数百年に渡り妖怪退治を生業にしてきた神邊家。その神邊家の現当主である神邊裕也は退治屋の才能がまるでなかった。そのせいで裕也は四人の子供たちと神邊…

道行く人たちに気楽に声をかける父は家族には「おはよう」も言えないまま逝った。しかし、だからこそ僕たちは紛れもなく親子だったのだ。

　一人娘の梨莉(りり)を交通事故で亡くした安岡梨央(やすおか りお)は、塞ぎ込んでしまった妻の莉嘉(りか)の身を案じながらも、虚しさばかりの日々を過ごしていた。 　そんなある日の…

　猫に変身した母が邸を抜け出そうとしているのを見つけたヘリオス。彼女を問いただすと「お父さんには内緒にして！」と迫られる。 　見返りを求めて、母の外出に協力することにしたヘリオス…

　横澤かつらと京極隆の娘、京極あかりと後に夫となる村橋孝雪との出逢い、そして現在の穏やかな日々の回想記。

妻の浪費癖に愛想をつかした俺は離婚した。 父子家庭としての家事や子育ては困難を極め、俺は家政婦の派遣を依頼する。 やってきた家政婦は、思いの外、若くて魅力的だった。 俺は、家政婦…

一目会った時から彼女のヌードを撮りたいと思った。入籍したその日に、彼女は願いを叶えてくれた。ヌードを巡る純情ラブストーリーです。

母は認知症を患っていた。病状はそれほど良くはなく、普段は落ち着いているのだが、ひどいときはわたしを泥棒だと勘違いして泣きわめくこともあった。そんな調子では当然一人で外出もさせられ…

　“何故君は命を絶ったのか”――愛する妻・紗良《さら》が自殺してから半年。曽根崎佑《そねざき・たすく》は、未だ妻の死を受け入れられずにいた。 　息子の竜樹《りゅうき》とはギスギス…