概要
家族が互いを思い合う愛情の深さを、14歳の息子の瑞々しい感性で描く物語
母親が入院する日の朝、一人息子の相澤幹央は、母親から「幸せの貯金通帳」というノートを預かって欲しいと渡される。母親が退院するまで決して中を開かない約束で預かったのだが、母親の命に関わる深刻な事態が発生し、これを解決するために幹央は、約束を破ってノートを開いて読み始めてします。この「幸せの貯金通帳」に書かれていた内容とは? 母親が夫と息子を思う気持ち、夫が妻を、息子が母親を思う気持ちは、全てが同じ「愛」なので、相手のことを思えば思うほど、すれ違ってしまう。
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